Chrome OSの登場が数カ月後に延期された。iPadによるタブレットブームやAndroidの台頭で、GoogleはChrome OSの戦略を再検討しているのかもしれない。 GoogleのChrome OSの立ち上げが延期された。同OSがNetbookに搭載されて登場するのは、少なくとも「数カ月」後になる。 同社のエリック・シュミットCEOは11月15日のWeb 2.0 Summitの質疑応答セッションで、同OSがキーボード搭載のデバイスを対象としている点は変わっていないと明らかにした。 同氏は延期の理由は明らかにしなかったが、Chrome OS搭載のNetbookが今月リリースされるとのうわさは否定した。 Chrome OSは、MicrosoftのWindowsやAppleのMac OS Xなどの従来OSの代替選択肢として、Netbook向けにGoogleが開発しているWeb OS。