小さくなって大きな進化、ソニーが有機EL搭載ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」を国内発表:おにぎり1個ぶん軽くなりました ソニーは、3D対応のヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」を10月13日に発売する。本体を小型化したほか、新しい映像モードや交換可能なイヤフォンの採用で映像と音も進化。 ソニーは9月10日、有機ELパネルを搭載した3D対応のヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」を発表した。昨年末に登場した「HMZ-T1」の後継機。“20メートル先に750インチの大画面”というコンセプトを継承しつつ、本体を小型化したほか、新しい映像モードや交換可能なイヤフォンの採用で映像と音も進化させている。10月13日に発売予定で、市場想定価格は7万円前後。 1円玉サイズの有機ELパネルを2枚搭載することで、3Dテレビには付きものだったクロストークを根本的に排除したユニークな3D表示デ
ソニーが10月27日、エリクソンが保有するソニー・エリクソンの株式(50%)を、10億5000万ユーロ(約1116億円)で取得したと発表。ソニー・エリクソンはソニーの100%子会社となる。ソニーが製品ラインアップにスマートフォンを取り込むことで、グループ内の連携はうまくいくようになるのだろうか。 少しばかり本連載の間が空いてしまった。その間、NTTドコモの製品発表があり、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの決算発表を経て、今後のデータトラフィックに関する移行シナリオが出そろった。ということで、再開時には、そのあたりの話題を整理しようと考えていた。 なにしろスマートフォンの普及によるデータ通信の爆発的増加により、どのようにデータトラフィックを分散(複数の方式に分散、あるいは複数の周波数帯に分散)させるのかは、今後のスマートフォンの使い勝手に大きく影響すると考えられるからだ。 しかし、さらに
待ちに待った日がやってきた。2011年9月17日土曜日。基本的に新しいモノを買うのが大好きで、こんなコラム(斉藤栄太郎の「これは便利だ!」)まで持っている筆者にとっても、これほどワクワクしながら製品の到着を待つのは久しぶりである。ソニーが発売した最新のAndroid搭載タブレット端末「ソニータブレット」(写真1)が自分の手元に届くのだ。 筆者にとっては、2010年末のGALAXY Tab以来、約9カ月ぶりに本格的にタブレット端末を触る機会となる(関連記事:GALAXY Tabレビュー)。これから数回にわたり、実際に製品を購入したユーザーと、Android関連の記事を継続的に執筆している記者(「ITpro どろいど探検隊」を連載中)という二つの視点からソニータブレットを徹底検証したレビュー記事をお届けしよう。課題や気になる点などを見つけたら、遠慮なく書いていくつもりだ。 ソニータブレットがど
先日、ある会議で次のような意見を聞いて、私は心の底から驚いた。 「アメリカ経済は、短期的利益だけを追い求める近視眼化の傾向をますます強めている。その象徴がアップルだ。独自の技術を開発したわけでなく、さまざまな既存技術を寄せ集めただけの製品で利益を伸ばし、ついには時価総額がアメリカ第2位になってしまった」というのである。 対照的なアップルとソニーの株価推移 ここには、いくつかの重要な論点が含まれている。まず、「アップルが独自の新しい技術を開発したわけではない」という点について。 これは、そのとおりである。アイポッドの原型はソニーのウォークマンであり、アイフォーンの原型はNTTドコモのiモードだ。アイパッドに至っては、アイフォーンとノートPCの中間の製品というだけのことだ。タッチパネル方式もゼロックスが開発したものであり、アップルはそれをまねただけだ。 しかし、同じことは過去のさまざ
声明文で同グループは「This is an embarrassment to Sony」と述べており、ソニーグループへの悪意を隠していない。Sony Ericsson Mobile Communicationsのカナダ法人サイトが不正アクセスされた際も、ハッカーは「hackers vs Sony」と挑発していた。 関連記事 「hackers vs Sony」 Sony Ericssonサイトに不正アクセス、個人情報をネットに公開 Sony Ericssonのカナダ法人が運営するサイトが不正アクセスを受け、個人情報が流出。ハッカーは取得した個人情報とみられるデータリストをネット上に公表し、「hackers vs Sony」と挑発。 誰が、なぜ? 史上最悪規模・ソニー個人情報流出事件を時系列順に整理 ソニーグループのオンラインサービスから最大1億件以上の個人情報が流出した可能性のある事件は突発
ソニーグループのオンラインサービスから最大1億件以上の個人情報が流出した可能性のある事件は突発的なものなのか、あるいはどこかに伏線があったのか──出来事を時系列順に整理した。 ソニーグループのオンラインサービスから合計1億件以上の個人情報が流出した可能性がある事件。ソニートップの経営責任の追及や、ソニーのタブレット端末などネットワーク製品戦略に与える悪影響への懸念など、史上最悪規模の個人情報流出事件のインパクトは大きい。今回の事件を時系列順に整理すると、その発端は1年半近く前にさかのぼることになる。 2009年後半:ハンドルネーム「geohot」で知られ、2008年にiPhoneのセキュリティを破った米国人ハッカー、ジョージ・ホッツ氏(1989年10月生まれ)がプレイステーション 3(PS3)のハックに挑戦する。 2010年1月:ホッツ氏、5週間をかけて、PS3のセキュリティを破るハックに
iPad 2の発売を前に、ソニーが発表したタブレット端末「Sony Tablet」。本製品の開発に携わってきた鈴木国正氏に話を聞いた。 4月26日にソニーから発表された「Sony Tablet」だが、まずは世界に向けての開発表明ということもあり、発売は2011年秋と先の話になる。価格をはじめ、細かいスペックやサービス関連も現時点で未定だが、このあたりの事情や、なぜ2モデルでの展開となったのかを同社業務執行役員 SVP 兼 コンスーマープロダクツ&サービスグループ デピュティプレジデント 兼 VAIO&Mobile事業本部長の鈴木国正氏に聞いた。 ――Sony Tabletはいつごろから開発をスタートしたのか? 鈴木 2年ほど前から開発に取り組んでおり、基礎技術が固まってからは1年ほどかかっている。開発チームについては、タブレットに関する社内プロジェクトが3つほどあったが、それを1つに集約し
これがソニー流――Android 3.0を搭載した“Sony Tablet”がついに登場:Tegra 2+Android 3.0+α ソニーがタブレット端末を公開した。9.4型ディスプレイを搭載する「S1」と、5.5型ディスプレイを2面搭載する「S2」を2011年秋に投入する。動画でリポートしていこう。 4月26日に開催した「Sony IT Mobile Meeting」イベントで、ソニーはAndroid 3.0(Honeycomb)を採用する2つのタブレット端末を披露した。2011年秋に発売されるこれらの製品は、いずれも“Sony Tablet”「S1」「S2」とコードネームで呼ばれており、本体サイズや重量などの細かい仕様は不明で、価格も明らかにされていない。ここでは動画を交えながらイベントの模様をリポートしていこう。 S1は、9.4型(1280×800ドット)ディスプレイを搭載し、CP
先ほどソニーが同社初のAndroidタブレット「Sony Tablet(ソニータブレット)」を発表したことをお伝えしましたが、2011年秋発売予定の「S1」および「S2」シリーズを画像付きで解説します。 「S1」も「S2」もコードネームとされており、正式名称は決定していませんが、それぞれ「リッチ メディア エンタテインメント」「モバイル コミュニケーション エンタテインメント」向け端末という特徴を持っており、動画や音楽、初代PSソフト、電子書籍などの豊富な対応コンテンツに加えて、非常にユニークなデザインを採用したモデルとなっています。 詳細は以下から。 まずは「リッチ メディア エンタテインメント」向けの「S1」シリーズ。9.4インチの大型ディスプレイや液晶テレビ「BRAVIA」などのさまざまな機器を操作できる赤外線機能を搭載。 横から見るとまるで紙を折りたたんだようなデザイン。 背面はこ
Sony Computer Entertainment Australiaの責任者であるMichael Ephraim氏は、The Ageのインタビューで、現在ソニーが展開している「Music Unlimited」ストリーミングサービスについて次のように述べた。 「(Music Unlimitedが多くの利用者を集めれば、)Sony Music EntertainmentがiTunesにコンテンツを提供する必要があるだろうか。現在は提供している。iTunesが現在の標準であるため、提供せざるを得ない。(中略)パブリッシャーたちはAppleから自由を奪われ、身の代金を要求されている状態で、別の配信システムを求めている。われわれは、今後3年から5年で何が起こるか注目している」(Ephraim氏) ソニーのMusic Unlimitedは、多くのデバイスにストリーミングトラックを提供することを目
ソニーが今年末に発売する新型携帯ゲーム機の概要が明らかになった。ゲーム機としての存在感を高めてきたスマートフォンへの対抗意識がにじむ。携帯音楽プレーヤーで盟主の座を奪った米アップルが、ここでも立ちはだかる。 「プレイステーション」。1994年にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)から登場したこのブランドは瞬く間に世界中の消費者に認知されるようになった。それから17年。SCEは今、自己否定も厭わない大きな戦略転換に踏み出そうとしている。 ゲーム機? スマートフォン? 1月27日、東京都内のホテルはゲーム業界やメディア関係者でごった返していた。お目当てはSCEが開催する発表会「プレイステーション・ミーティング・2011」だ。 今回、SCEが存在を明らかにしたのは携帯型の「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の後継機。「究極のポータブルゲーム機だ。手のひらの上に革命を起こす」。
報道によると、ソニーが東京で1月27日に特別イベントを開催し、待望の「PlayStation Portable 2」(PSP2)を発表する可能性があるという。 ゲーム関連サイトのVG247とMCVは匿名の情報筋の話として、ソニーが1月27日に同端末を発表する予定だと報じている。詳細は今のところ明らかにされておらず、ソニーもこのイベントでPSP2を発表するとは明言していない。同社は米CNETの姉妹サイトである米GameSpotに対し、「事業概略と戦略について話をする」とだけ述べている。 PSP2をめぐるうわさがここしばらくの間、賑わっている。2010年10月には、同デバイスの背面にタッチパッドが搭載されるとするうわさが表面化した。また、HDディスプレイを備え、PSPの現行モデルよりも若干大型のスクリーンを搭載する可能性がうわさされた。 ソニー・コンピュータエンタテインメントの代表取締役社長兼
苦戦するPSP go、販売予想を下方修正 ソニーの「PSP go」が2009年11月の発売以来、苦戦している。同社はこの製品が2009年度中に約100万台売れ、デジタルダウンロード推進戦略の先兵になると期待していたが、その目算は外れている。2010年に入ってからのPSP goの販売台数は合計2万3000台だが、PSPの販売台数は週平均で7万台だ。3月の第1週は、PSPが約6万台売れたのに対し、PSP goは1275台となっている(メディアクリエイト調べ)。ソニーはPSP goの売り上げが予想を下回っていることを認め、販売予測を1500万台から1000万台に下方修正している。同社はその理由として携帯ゲーム機市場の競争激化を挙げ、「ソフトやネットワークコンテンツの拡充がカギ」としている。アナリストはUMDゲームを移せないことや価格の高さも問題だとし、値下げが必要としているが、ソニーは今のところ
9月15日の朝、世界最大の携帯電話メーカー、ノキアの新CEO(最高経営責任者)となるスティーブン・エロップ氏(46)がロンドンに降り立った。携帯電話の開発者や取引先向けのイベント「ノキア・ワールド」の閉会セレモニーに、飛び入り参加するためである。予定外の新CEOの登場に、会場はどよめいた。 「今、私は完全に失業中。先週、米マイクロソフトを辞めたばかりで、ノキアで働くのは来週(9月21日付で就任)からですから」と会場を沸かせた後、詰めかけた開発者たちにこう、訴えた。 「本質的に、ノキアには優れた携帯電話を作り、市場に投入し、通信事業者と協力してサービスを展開する力がある。しかし、みなさんの協力なくして世界中で競争するための活力を生み出せません」 “ノキアのスティーブ・ジョブズ”も退任 フィンランドのノキアが、オリペッカ・カラスブオ氏(57)からエロップ氏へのCEO交代を発表したのは9月10日
ソニー米国法人は9月1日、電子書籍リーダー「Sony Reader」の新機種とiPhone、Android用アプリを発表し、同製品を日本などにも拡大することを明らかにした。 新しいReaderは、従来よりも薄型軽量になり、E Inkの新型電子ペーパー「Pearl」を採用している。Kindle新モデルにも採用されている技術で、従来よりコントラストが50%向上している。また、3つのエディションすべてにフルタッチスクリーンを導入した。これまではDaily EditionとTouch Editionのみタッチ対応だった。 小型モデル「Pocket Edition」(PRS-350)は5インチのディスプレイを搭載し、2Gバイトのストレージを内蔵で重さは155グラム。価格は179ドルで、本体カラーはピンクとシルバー。旧機種(PRS-300)は129.99ドルに値下げされた。 「Touch Editio
ソニーはBRAVIAやBlu-rayプレーヤー、PS3などネット対応の自社デバイスに音楽や動画、ゲームを配信する「Qriocity」サービスでAppleに対抗する。 ソニーは9月2日、同社の各種ネット対応デバイスにコンテンツを配信する新しいネットワークサービスプラットフォーム「Qriocity」を家電展示会IFAで発表した。 Qriocityはこれまで「Sony Online Service」という仮称で呼ばれていたもの。同社はこのプラットフォームを活用して、テレビやBlu-ray機器、ゲーム機、PCなどネットワーク対応デバイスに、動画、音楽、ゲーム、電子書籍などを配信するサービスを展開していく。 第一弾として、同社は今年の4月から動画ストリーミングサービス「Video On Demand powered by Qriocity」を米国で提供しており、これを今秋、欧州5カ国(フランス、ドイ
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