今週のテーマは大画面テレビだ。冬のボーナス商戦を前にしたこの時期は、新モデルの発売時期や現行機種の価格動向を探る人が多く、家電量販店の店頭は盛り上がりに欠けるのが一般的だ。だが、10月8日に政府が「家電エコポイント制度」の見直しを発表したことで、テレビ売り場はすでに年末のような盛り上がりを見せていた。 2010年12月1日からは、付与されるエコポイントの点数が現在の約半分に減ってしまう。2011年1月1日以降は、購入時に古いテレビをリサイクルに出した場合のみ与えられるよう改正される。つまり、現時点と比べてユーザーはメリットが大幅に減ってしまうわけだ。