野球の「聖地・名所150選」に仙台市内の3カ所が選ばれたことを受け、同市は新年度、三つの野球の聖地を活用した発信を進める。きっかけは仙台出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンの2人が、郡和子市長にある「直訴」をしたことだった。 対象は、東北楽天ゴールデンイーグルス本拠地・宮城球場(宮城野区)▽戦前の日米野球でベーブ・ルースが本塁打を打った八木山球場跡(太白区、現・八木山動物公園)▽日本アマチュア野球の習慣「試合前挨拶(あいさつ)」発祥の地・旧制二高グラウンド跡(青葉区、現・片平公園)。 市は新年度、片平公園に解説板を設置し、お披露目の行事も計画する。野球好きの人が市内周遊をするきっかけになるとして、3カ所を観光サイトやガイドブックに掲載したり、楽天球団とも連携した情報発信を進めたりするという。 3カ所は、日本野球機構などが昨年、野球伝来150年を記念して選んだ全国150カ所に含まれる。 と