IP電話を利用していて、身に覚えのない高額な料金を請求されたという相談は、個人や企業から全国の消費生活センターに相次いでいます。 請求された金額は、個人の場合で5万円から50万円に上るほか、企業の場合は100万円を超えるケースもあるということです。 このうち、ことし1月には、関東地方に住む40代の女性から「80代の両親の自宅に、全く身に覚えのない、およそ50万円の国際電話の請求が行われたが、どうすればよいか」という相談が寄せられたということです。 国民生活センターでは、高額な請求があった場合、詳しい発信記録を取り寄せたうえで、通信会社に対し自分がその時間帯に電話をかけていないことを説明するなどして、請求額を減らしたりできないか交渉することを呼びかけています。 国民生活センターの内藤奈津樹さんは「IP電話はインターネットを使うものなので、不正なアクセスなどの危険性があることを認識したうえで利