政府は通常人の年間被曝量を20ミリシーベルト/毎年という値に引き上げました。これは従来の1ミリシーベルト/毎年の一挙に20倍の値ですが、お医者さんたちは「たいしたことない」「すぐに影響は出ない」などと鷹揚に構えています。 ところが、内閣参与を務めていた小佐古敏荘・東京大学大学院教授(放射線安全学)は「行き当たりばったり」の破綻した政策だとして、参与の職を電撃辞任し、抗議の声明を発しました。 ポイントはどこにあるか? 1つの注目点は「放射線管理区域」の設定です。 私も物理学の大学生時代、放射線管理区域に隣接して寝起きの生活をしていましたので実感が湧くのですが、3カ月当たり1.3ミリシーベルトを超すエリアを放射線管理区域とし、この中では18歳以下のものを就労させてはいけないし、飲食などもってのほか、管理者は十分に神経を使わねばなりません。 さて、この「放射線管理区域」の線量が・・・3カ月で1.
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