過激な性描写があるアニメや漫画の販売規制強化を狙った東京都の改正青少年健全育成条例が施行されて1日で1年を迎えたが、新基準による「不健全図書類」の指定は今も0件の状態が続いている。 「規制は不必要」などの声が上がる一方で、都は新条例が抑止力となり、業界側の自主規制が進んだためと主張している。 同条例では「不健全図書類」を都青少年健全育成審議会が指定し、書店に対して18歳未満が購入・閲覧できないよう区分して販売させる。これまでは規制が難しかった、近親者間の性行為などを「著しく不当に賛美し又(また)は誇張」した図書類などが新たに対象に加えられた。 新基準の適用がないことについて、国内90以上の出版社が加盟する日本雑誌協会の山了吉・編集倫理委員長は「都が運用に慎重になっているためでは」と語る。 これに対し、都青少年課は、適用例がないのは「出版側の自主規制で、問題のあるアニメや漫画は、18歳未満の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く