「認否」は、「認める」「不知」「否認する」「争う」の4つを駆使して行います。 「認める」は相手方の主張を認め、「不知」は相手方の主張は知らないとし、「否認する」は相手方の主張は嘘っぱちであるとし、「争う」は相手方の主張に反論する、とする感じです。 「認める」「不知」とする場合は、基本的に以後は何もしませんが、「否認」「争う」とする場合は、基本的には、反証・反論する必要があると考えております。 しかし、常にその4つを駆使するかというか、そうではありません。 相手方の主張のうち、事実関係部分については「認める」「不知」「否認する」を使い、法律関係(法律構成)部分については「認める」「争う」とするのが基本のようです。 つまり、【事実関係については、争うではなく、否認する】、【法律関係については、知らないとすることは許されず、また、否認ではなく争う】とするようです。 これが基本と考えていますが、厳