「内需殺したる。絶対。」みたいな臭いがプンプンしてるんだよ。与野党問わず。
「所得が減っても消費は緩やかに増えるのか?」で示した疑問に対する答えが日本経済の視点⑤で書かれています。 現在のマクロ経済学の標準的な消費理論は、「社会人のための『新しいマクロ経済学』解説 その25 」で書いたように、今期の消費は、今期以降の実質利子率と将来の賃金と現在の手持ち資金の割引現在価値の増加関数である。 ただ、一つ注意が必要なことがあります。本来なら借り入れをして現在消費するのが適切な人がいます。現在の所得は低いし、手元の資金も少ないけれど、将来は高い所得が見込める人たちです。この人たちが借り入れができない場合は(借入制約があると表現されます。)、消費は現在の所得で決まります。可処分所得に占める消費の割合、平均消費性向は著しく高くなります。この人々の現在の可処分所得が増えると、増えた分のうち消費に回る割合、限界消費性向も著しく高くなります。 以上をもとに考えると、今回の記事は、ち
料理は1品ずつ格調の高い和風の陶器に盛りつけられ、色取りや見せ方がうまい。鰹節や昆布だしの「うまみ」、「一汁三菜」といった日本の食文化にこだわっているというだけあって味付けはシンプルで、濃い味を好むオーストラリア人に合わせた現地の一般的な日本食レストランとは一線を画している。ただ、京都人の記者はそれでもやや甘辛いと感じた。会計はビール込みで、2人で合計63豪ドル(約6,100円)。客単価もおそらく30豪ドル(約2,900円)前後だが、立地や店構え、サービス、凝った料理を考えればむしろ妥当だろう。周辺の高級レストランの客単価がざっと100豪ドル以上(約9,700円)であることを考えると、むしろ安いとさえ言える。 ■一風堂の豚骨ラーメンは1,500円 YAYOIの2,500円のサバ定食が高くない理由は、本家とのコンセプトの違いに加えて、日本の2~3倍高いオーストラリアの物価水準にある。昼食を簡
出張で訪れる日本のサラリーマンは、口を揃えてオーストラリアの物価は高すぎると言う。確かに、資源ブームを背景とした息の長い経済成長で、この国の物価と賃金は先進国でも屈指の水準まで上昇した。しかし、決して急激なインフレに悩まされているわけではなく、長期的なトレンドで見ると物価は緩やかな伸びにとどまっている。オーストラリア準備銀行(RBA)によると、1993年から2013年までに消費者物価は1.7倍になったが、20年間のインフレ率を年率平均で見ると2.7%と、RBAのインフレターゲットである2~3%内に収まっている。 本家とのコンセプトの違い、また、オーストラリアの経済的背景もあって、サバ定食が2,500円になったわけだが、かつて日本人は、退職金で物価の安いオーストラリアに家を買って移住し、日本の年金で生活できた。また、日本の物価の高さは訪日したオーストラリア人の語り種だった。しかし、約20年に
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長期停滞 (KitaAlps) 2014-07-16 10:17:11 >筆者は、「設備投資は金利より需要リスクに強く影響される」という考え方なので、ある意味、疑問が生じない。本当の問題は、パラダイムに潜んでいるというのは、ままあることだ。 まったく、そのように思います。付け加えれば・・・ 軽微な不況など、均衡成長経路周辺の軽微な景気変動下では、「金利」は、設備投資に重要な影響を与えていると思います。しかし、現在のような重い不況下では、金利が重要性を失い、需要の見通しが大きな影響を持つ状況がありうるということだと思います。 設備投資の決定要因としては、ざっくり、①投資による売上収入の増加見通しと、②コスト(設備投資コスト+運営コスト)の見通しの2つがあります。 金利は、②のうちの、そのまた、ごく一部に係わるわけです。一方、①の売上収入の見込みは、需要の見通しに左右されます。これは企業毎に区
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