苦戦する組織内候補 正念場の遺族会、連合は股裂き―比例【22参院選】 2022年07月08日07時07分 【図解】主な自民党支持団体の比例候補得票 参院選(10日投開票)の比例代表で、与野党は改選50議席をめぐり、し烈な争奪戦を繰り広げている。自民党は前回2019年と同じ33人の候補を擁立。業界団体の集票力が衰えを見せる中、同党を支持する日本遺族会の政治団体「日本遺族政治連盟」は組織内候補を維持できるか正念場を迎えた。一方、連合の組織内候補は今回も立憲民主、国民民主両党に分かれる「股裂き」となった。 女性政策、与野党競う 賃金差解消、生理用品配布―参院選【公約比較】 自民は全国建設業協会や日本医師連盟など業界団体の組織内候補を並べた。各団体の競争を促して比例票全体の底上げを図る狙いがある。 ただ、自民の「集票マシン」と呼ばれた建設業協会でさえ、最近の組織内候補の得票は20万票台にとどまる。