12月20日、相撲協会は臨時理事会を開き、日馬富士の暴行事件をめぐる関係者らの処分についての話し合いを行った。その前日19日、貴乃花親方は都内某所で有力タニマチを前に、事件の全貌を告白。そこでは数々の新事実が明かされていて……。 *** 貴乃花親方の告白は、4時間にも及んだという。 「親方はさすがに少し疲れた様子でしたが、“やり抜こう”“戦うぞ”という気迫が感じられました。元の相撲界にもどさなくては、という強い意志もひしひしと伝わってきました」(タニマチ) そこでは、どこにも報じられていない、また協会の報告書にもない“白鵬の側近が貴ノ岩にかけた電話”という新たな事実も明かされた。 電話があったのは、暴行事件の9カ月ほど前の2017年1月20日の夜。 「白鵬の側近からの電話は何度も連続してかかってきた。しかし、貴ノ岩は、“どうせ翌日の星の話だろう”と直感し、電話に出なかった。そのことは当然、
元横綱日馬富士(33)の暴行問題で、日本相撲協会は20日、東京・両国国技館で臨時理事会を開いて処分を決めたが、暴行を受けた幕内貴ノ岩(27)の師匠、貴乃花親方(45)=元横綱=の処分だけは先送りとなった。相撲協会や白鵬と対立する貴乃花親方の孤高の戦いは第2幕へ。19日には貴ノ岩への危機管理委員会の聴取を認め、自身も聴取に応じることを約束するなどの歩み寄りをみせたが、これは戦略を変更したに過ぎない。民事賠償訴訟や3月の春場所後に行われる理事長選まで見越した上で、がっぷりの四つ相撲に方針を転換したもようだ。 貴乃花親方の処分は、親方本人からの事情聴取ができていないことを理由に先延ばしとなったが、それ以外はこの日の理事会は順調に進んだ。貴乃花親方は準備してきた独自の15枚の報告書を理事会に提出。暴行のいきさつがまとめられたもので、(自分が)「批判されることはない」と書かれており、「これを読んでく
もはやガチンコは避けられない?(左から)貴乃花親方と八角理事長の対決は時間いっぱいだ(写真はコラージュ) 元横綱日馬富士(33)の暴行事件に端を発する、貴乃花親方(45)と日本相撲協会(八角理事長=元横綱北勝海)の内紛は、20日の臨時理事会が天王山となる。貴乃花親方はここで理事の肩書を剥奪される可能性があるが、それは承知の上。死なばもろともで八角理事長のトップとしての責任を追及し、辞任を迫る展開があり得るという。その上で、貴乃花親方は来年の2月に控える理事選で再選を狙うとみられるが、鍵を握るのは「貴乃花一門」の親方衆の動向だ。 20日の臨時理事会では、日本相撲協会の危機管理委員会(高野利雄委員長=元名古屋高検検事長)が暴行事件の最終報告を行う。 被害者である貴ノ岩(27)=貴乃花部屋=への聴取は、貴乃花親方が断固拒否しているため実現していないが、危機管理委では事件現場の同席者などから情報を
世の中、横綱日馬富士による暴行問題一色といったところだけど、われわれ野球界を含め、スポーツ界全体にとって他人事ではない。これを機に、襟を正さなければならないと思う。 日馬富士が土俵外でケガをさせてしまった行為は弁解の余地がないが、スポーツ界というのは、気の荒い連中がルールという制約の中で衝突を繰り返している。一歩間違えれば、ああいうことが起こる要素を少なからずはらんでいる。 今回の事件をめぐっては貴ノ岩が、横綱が話をしている最中にスマートフォンをいじっていたとか、説教されながらにらみ返したとか、いろいろな話が報じられているけれど、実際、日馬富士が100-0で悪いということは考えにくい。暴行に至るには、それなりの原因があったはずだ。 僕も最近の若い選手と話していると、あいさつも言葉遣いもなっていない、彼らの先輩は後輩に対してどういう教育をしているのかと情けなくなることがある。 先輩が後輩を教
貴乃花親方の母でタレントの藤田紀子が30日、フジテレビ系「バイキング」で、日馬富士引退会見に同席した伊勢ケ浜親方が、貴乃花部屋へ謝罪したとしていることに「素晴らしい演出ですね」と皮肉たっぷりにコメントした。 【写真】伊勢ケ浜親方 憤慨「おかしいんじゃないですか!」 番組では、日馬富士会見に同席した伊勢ケ浜親方の会見での対応について議論。伊勢ケ浜親方は会見で、暴行を受けた貴ノ岩が所属する貴乃花部屋への謝罪については「私は筋道を通してきちっとやってきた。知ってすぐに謝罪した。謝罪に行って断られたこともありましたが、きちんとやってきました」などとコメントしていた。 これに藤田はかみついた。伊勢ケ浜親方は問題発覚後、日馬富士を伴い、貴乃花部屋へ向かったが、到着した瞬間に貴乃花親方は車に乗って外出してしまい、置いてけぼりをくらった形になったことがある。藤田は「親方衆は国際センターにみんな行っている。
元横綱・日馬富士の暴行問題で、日本相撲協会は理事会のあと会見を開き、危機管理委員会から報告があった調査の中間報告の内容を公表しました。
大相撲の元横綱・日馬富士が鳥取市内の飲食店で平幕の貴ノ岩に暴行した問題で、鳥取県警察本部がその場にいた全員から聞き取った話を確認したところほぼ一致し、日馬富士から聴取した内容とも矛盾していないことが捜査関係者への取材でわかりました。日馬富士は公の場で謝罪し現役を引退していて、警察は来月にも傷害の疑いで書類送検することにしています。 警察はこれまでに、横綱・白鵬を含むその場にいた全員から話を聞き終えて食い違いがないか確認を進めてきました。 その結果、捜査関係者によりますと、日馬富士が貴ノ岩の態度に腹を立てて素手のほかカラオケのリモコンで殴ったという内容でほぼ一致し、日馬富士から聴取した内容とも矛盾していないということです。 日馬富士は29日、福岡県内で開いた記者会見で謝罪し、日本相撲協会に引退を届け出て現役を引退しています。 警察は、けがをした貴ノ岩に処罰を求める気持ちがどの程度あるかを確か
日本相撲協会は30日、両国国技館で行われた理事会後に会見を行い、日馬富士の暴行問題に対する危機管理委員会の中間報告を行った。会見の冒頭では八角理事長(元横綱・北勝海)ら出席者5人が深々と頭を下げ、危機管理委員会の高野利雄委員長(元名古屋高検検事長)が書面を読み上げる形で、協会として把握している事実関係を公表した。 日馬富士が貴ノ岩の頭部をビール瓶で殴打したことについては事実認定しなかった。書面によれば「シャンパンのボトルをつかんで振り上げたが、手から滑り、ボトルでは殴っていない。馬乗りになったこともない。ほかの物も投げていない。白鵬が止めに入り、日馬富士の暴行は止まった」とされており、「日馬富士は日本酒を飲んでいたが、泥酔している状態ではなく、当日の状況は記憶している。日頃、酒癖が悪いということもない」と当日の様子を説明した。
27日にモンゴルに帰国した元小結の旭鷲山がANNの取材に対し、暴行を受けた貴ノ岩関のけがとみられる写真を公開しました。 旭鷲山によりますと、写真は関係者から送られてきたもので、貴ノ岩関とみられる人物の頭部には裂傷が見られ、医療用ホチキスが10針程、打たれている様子がうかがえます。 元小結・旭鷲山:「(貴ノ岩関かは)100%とは言わないけど、99%。ちょんまげ付けて頭の特徴を見ればなんとなく、この辺の線とかね、全く一緒だからね」 旭鷲山は、写真が送られてきたのは自分に助けを求めているからだと説明しました。また、旭鷲山は地元メディアに対し、今回の来日で自らこの問題を解決するつもりだったが、警察も絡む事態となったため不可能になったと明らかにしました。そして、今後はモンゴル相撲協会の会長として、今回の事件を教訓に後進の指導にあたるとしています。
何が何だかわからない… 横綱日馬富士が、同じモンゴル出身の力士、貴ノ岩を殴打し、怪我を負わせたとされる事件。毎日うんざりするくらいテレビやメディアを賑わせている。 そして、日が経つにつれて、経緯が明らかになってくるどころか、逆に毎日、何が何だかわからない状態になってきている。 最初は、「日馬富士はビール瓶で殴打し、殴られた貴ノ岩は頭蓋底骨折で髄液漏の疑い」ということが伝わり、日馬富士は廃業必至か、などという憶測を呼んだ。 しかし、同席していた横綱白鵬が、「ビール瓶では殴っていない」と証言をしたかと思うと、診断した医師も「最初はその疑いがあるということだったが、診断の結果、骨折も髄液漏もなかった」と証言した。 日馬富士自身は、警察の取り調べで、暴力は振るったが、平手打ちだったと述べたという。また、貴ノ岩本人は、警察の聴取には、「目をつぶっていたので、何で殴られたのかはわからない」と述べている
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