インド西部グジャラート州アーメダバードで、「グジャラート州では牛殺しは罪だが、ダリット殺しは容認されている」などと書かれたプラカードを持って抗議するダリットの人々(2016年7月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAM PANTHAKY 【10月2日 AFP】インド西部で1日夜、カースト(身分制度)の最下層「ダリット(Dalit)」出身の男性が、ヒンズー教の伝統舞踊を鑑賞したことに腹を立てたカースト上位の男らから暴行を受けて死亡した。地元警察が2日、明らかにした。 死亡したのはジャイエシュ・ソランキ(Jayesh Solanki)さん(21)。ソランキさんはいとこと共に、グジャラート(Gujarat)州ボルサド(Borsad)で9日間の日程で開かれたヒンズー教の祭り「ナブラトリ(Navratri)」を訪れ、民族舞踊のガルバを見ていた際に襲撃されたとみられている。 地元のアナンド・サウラ