世界中を巻き込んだ新型コロナウイルスによるパンデミックで、時間の使い方を見直した人は多いのではないでしょうか。通勤や飲み会に費やしていた時間が減ったことで自由時間が増えたにもかかわらず、時間がうまく使えないと考えている人も少なくないはず。本稿では、リーダーシップ・行動心理学の研究者であり、『タイムマネジメント大全』の著者、池田貴将氏が、プライベートの時間でより充実感を感じるために、無駄な動画視聴やネットサーフィンなどの時間を省くコツを説明します。 自由に使える時間を有効に使う 南カリフォルニア大学の心理学教授、ウェンディ・ウッド氏によれば、人の行動のうち60%は無自覚だそうです。つまり、1日のうち半分以上は、自分でも何をしているか自覚していないうちに過ぎていることになります。 幸福度を上げるためには、1日のうちで自分が自由に使える時間を把握し、それを有効に活用することです。時間を記録するに