八百長、賭博、かわいがり、裏社会とのつながり……。元関脇・貴闘力が角界のタブーに切り込んだ書籍『大相撲土俵裏―八百長、野球賭博、裏社会…相撲界の闇をぶっちゃける』(彩図社)が発売より好評を博している。 15歳で元大関・貴ノ花の藤島部屋に入門し関脇まで上り詰めるも、2002年9月場所で現役を引退。自身も現役時代に賭博に手を染めた経験がある貴闘力が10年の沈黙を破って明かした相撲界の悪しき風習。その告発の一部を抜粋し、転載する(転載にあたり一部編集しています。年齢・肩書等は取材当時のまま)。 (全6回の5回目) ◆◆◆ 千代大海の裏カジノ疑惑 朝青龍の元マネージャーに吉田さんという方がいる。吉田さんは千代大海が三役に上がる前から繋がりがあり大関になるまで約10年間運転手を務めたこともある。千代大海と風俗店の前でFRIDAYに写真を撮られたこともあるのも彼だ。 その吉田さんから、千代大海とカジノ