タグ

稲葉振一郎に関するnornsaffectioのブックマーク (5)

  • フーコーと三つのリベラリズム? - shinichiroinaba's blog

    http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20090519/p2を承けて。 『生政治の誕生』でフーコーは、新自由主義を単なるスミス的な古典的自由主義の回帰ではない、と明言している。 アダム・スミス、マルクス、ソルジェニーツィン。自由放任、商業とスペクタクルの社会、強制収容所とグラーグの世界。おおざっぱに言って以上が、新自由主義の問題を扱う際に通常用いられる分析と批判の三つの母型です。(中略)私がみなさんに示したいと思うこと、それは、新自由主義はやはりそれとは別の何かであるということです。(162頁) 今日ではすっかり忘れられつつあるフライブルク学派の経済学・経済法学、旧西ドイツのオルドリベラリスムス、「社会的市場経済」を標榜する経済政策思想と、今日なお「新自由主義」の典型とみなされるシカゴ学派の経済学とをともに「新自由主義」とフーコーが呼ぶ理由は、単にその

    フーコーと三つのリベラリズム? - shinichiroinaba's blog
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2009/06/27
    つけなきゃいけない区別がつかない人は多い。特にいまだに嬉々としてリバタリアン自称している人とか。
  • 『愛国心の経済学』と『かんなぎ』騒ぎを横目で見つつ - shinichiroinaba's blog

    バカにエサをやらない。スルー推奨。そもそもブックマーク自体つけてはいかん。黙殺せよ。

    『愛国心の経済学』と『かんなぎ』騒ぎを横目で見つつ - shinichiroinaba's blog
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2008/12/11
    返す言葉もございません。次回から気をつけましょう。(今度のはとっくに手遅れ。)
  • 基本に立ち返り - shinichiroinaba's blog

    不況について今さらのメモ。間違ってたらご教示ください。 1929年大恐慌に続く長期不況について。 かつての論争構図; ・古典的ケインジアン(旧テーミン含む) 20年代における株式市場バブルとその崩壊が大恐慌であり、長期不況はその負の遺産としての過剰生産力によるものだった。(ことにマルクス主義者によれば)ニューディールはこの過剰生産力を財政金融的な拡張政策で吸収しようとしたが不十分で、アメリカ経済の完全な回復は大戦なくしてはあり得なかった。 ・マネタリスト(フリードマン=シュウォーツ) 長期不況の主因は金融政策の失敗、つまりは銀行破たんおよびそれへの適切な対処の欠如と、何よりも不適切なマクロ金融政策、マネーサプライの不足による。株式バブル崩壊後も金融システムならびに金融政策が適切に行われていれば、長期不況はなかった。(ニューディールについての評価は?) ・ポスト・(新)テーミン(『大恐慌の教

    基本に立ち返り - shinichiroinaba's blog
  • というわけで空気を読んで - shinichiroinaba's blog

    2001年11月12日より再掲。 漢字と日人 (文春新書) 作者: 高島俊男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/10/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 56回この商品を含むブログ (58件) を見るはひょっとして日語を素材としたポストコロニアル批評の傑作ではなかろうか。日の漢字熟語の中に、古典古代中国のみならず近代西洋に対する植民地根性がこれほどまでに刻印されていたとは、私不明にして理解していなかった。しかしながら著者は言う: 漢字は、日語にとってやっかいな重荷である。それも、からだに癒着してしまった重荷である。もともと日語の体質にはあわないのだから、いつまでたってもしっくりしない。 しかし、この重荷を切除すれば日語は幼児化する。へたをすれば死ぬ。(245頁) これこそまさに「ポストコロニアル」状況であろう。

    というわけで空気を読んで - shinichiroinaba's blog
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2008/11/11
    ポスコロなんだよな、そもそも。
  • 現代の存在論のしんどさ - shinichiroinaba's blog

    今日紀伊国屋で 相対性理論 (岩波文庫) 作者: A.アインシュタイン,内山龍雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1988/11/16メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 79回この商品を含むブログ (60件) を見るを買ったのはなぜかというと持ってきた四次元主義の哲学―持続と時間の存在論 (現代哲学への招待―Great Works) 作者: セオドアサイダー,Theodore Sider,中山康雄,小山虎,齋藤暢人,鈴木生郎出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2007/10/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 49回この商品を含むブログ (24件) を見るを読んでいて、時間・時間内存在の存在論に関する現在主義(存在するのは現在と現在内存在のみ、endurance派)・対・永久主義(四次元時空すべてとその中のすべての存在が存在する、perdurance派)の対立構図の中

    現代の存在論のしんどさ - shinichiroinaba's blog
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2008/07/15
    現代哲学って、結局いまでも「生」を扱いあぐねてるんだよね…
  • 1