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国立病院機構と富士通は11月24日、呉医療センターの医療情報システムを仮想化技術で全面的に刷新したと発表した。電子カルテシステムと情報系システムのアプリケーションにクライアント仮想化を採用し、1台の端末で両システムを同時利用できるシステムになった。 新システムは、富士通の電子カルテシステム「HOPE/EGMAIN-GX」を中核にして、約35部門のシステムを連携させて構築した。電子カルテシステムと情報系システムは、セキュリティを確保するため仮想的に分離、管理している。システムを利用する際には、端末にICカードをかざして認証を行い、以降はシングルサインオンで2つのシステムにアクセスできる仕組み。これにより、電子カルテとWebブラウザやメールなどのアプリケーションを同一の端末でセキュリティを確保しながら利用できるようになった。 また「ユーザー・ローミング機能」も提供し、例えば、外来診察室で電子カ
クラウド化のトレンドのなか、急速に導入機運が高まっている「クラウド型仮想デスクトップサービス」。最近はBCPや節電対策の観点からも脚光を浴びる同サービスの基礎知識から選択のポイントまでを全2回で解説する。 後編では、各社のクラウド型仮想デスクトップサービスの特長を紹介しながら、導入するときに考慮したいポイントについて説明しよう(前編はこちら)。 シンクライアント方式の選択 仮想デスクトップを実現する方法には、前編で述べたように複数の方法(シンクライアント方式)があるが、サービス事業者によってどのシンクライアント方式を採用しているかは異なっている。また、1つのシンクライアント方式だけを提供しているサービスもあれば、複数のシンクライアント方式の中から選択できるサービスもある。従って、どのシンクライアント方式が自社ニーズにマッチしているかを見極めておく必要がある。 例えば、インターネットイニシア
ここ数年間で、一般的なサーバーの電力あたりの性能は飛躍的に向上している。古いサーバーを継続的に使うよりも、新しいサーバーに置き換えることで、劇的にサーバーの台数を減らすことができる。その分、エネルギー消費も劇的に削減可能だ。 2005年の一般的な2ソケットのサーバーに対し、現在購入可能な2ソケットサーバーはおよそ15倍の性能がある。インテルの試算では、集約置き換えをすることで、データセンターにおいて95%のエネルギーを削減し、新規投資分の費用を約5カ月で回収できる(図1)。2006年当時のデュアルコアの2ソケットサーバーを置き換える場合でも、性能差は約5倍以上ある。5対1で集約することができ、エネルギー削減率も85%となる。新規サーバーの投資も約15カ月で回収できる計算だ。 2010年のグリーン・グリッド データセンター・アワードの最優秀賞に輝いた日立製作所の事例でも、データセンターの電力
Hyper-Vは、マイクロソフト初のハイパーバイザー型のサーバー仮想化テクノロジーとしてWindows Server 2008に標準搭載(RTMには含まれず、2008年6月に追加提供)されました。今回は、このHyper-Vの技術を取り上げます。 仮想マシン環境を提供する仮想化テクノロジのことを、一般的な言葉で「仮想マシンモニター(Virtual Machine Monitor:VMM)」と呼びます。 どのようなVMMを利用する場合でも、仮想マシンを作成し、動作させる利用者から見れば大体のところは同じです。まず、物理コンピューターとその上で動くオペレーティングシステム(OS)があって、そのOS環境から空の仮想マシンを作成します(図1)。この仮想マシンは、物理的なハードウェアとしては実在しない、仮想的なコンピューターです。利用者は物理コンピューターにするのと同じように、空の仮想マシンにOSやア
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