医療介護ニュース > 医療・看護 診療報酬改定、鈴木医療課長に聞く(上)- DPC病院グループ分け、病床再編とリンク 厚生労働省保険局の鈴木康裕医療課長は、キャリアブレインのインタビューに応じ、中央社会保険医療協議会(中医協)で検討を進めているDPC対象病院のグループ分けについて、政府・与党が税・社会保障の一体改革成案の中で掲げる病院の病床再編の考え方とリンクするとの認識を示した。 キャリアブレインのインタビューに応じる厚生労働省保険局医療課の鈴木康裕課長 一体改革の成案は、約107万床ある現在の一般病床を、2025年度までに高度急性期(18万-22万床)、一般急性期(35万-46万床)、亜急性期(26万-35万床)などに再編する内容。一方、DPC制度をめぐっては12年度の診療報酬改定で、DPC対象病院を診療実績などに応じて幾つかのグループに分け、現行の調整係数に代わる基礎係数をグル