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ブックマーク / nazology.net (18)

  • 反科学の人たちは自分の知識に高い自信を持つが、実際テストすると最低レベルだった - ナゾロジー

    「科学者や医者たちの総意」を強く拒む人はいるものです。 最近では、新型コロナウイルスのワクチン接種について、世界中でそのような人たちが持論を述べてきました。 ところが、アメリカ・ポートランド州立大学(Portland State University)マーケティング学部に所属するニコラス・ライト氏ら研究チームは、それら科学に反対する人々は、自分の知識や能力を過大評価していると発表。 反科学の人たちは自分の知識が最高ランクだと信じているにも関わらず、テストを行うと、実際の知識は最低ランクだと明らかになったのです。 研究の詳細は、2022年7月20日付の科学誌『Science Advances』に掲載されました。 Science opponents believe their knowledge ranks among the highest, but it is actually among

    反科学の人たちは自分の知識に高い自信を持つが、実際テストすると最低レベルだった - ナゾロジー
    pongeponge
    pongeponge 2022/08/31
    知識に欠陥があるからこそ高い自信を持てるんじゃないかな。つまり「完全に理解した」状態
  • ゲームの女性キャラをセクシーにしても女性蔑視にはつながらないと判明 - ナゾロジー

    社会問題の原因を「社会」ではなく「ゲーム」に求めるのは、あまり賢くないようです。 米国のステッソン大学(Stetson University)で行われた研究では、ゲームの女性キャラをセクシーに描いたとしても、プレイヤーの幸福度や精神状態には悪影響がみられず、女性差別や女性蔑視にかんする行動を誘発することもないことが示されました。 「暴力的なゲームをすると暴力犯罪者になる」「性的なゲームをすると性犯罪者になる」という社会問題の原因をゲームの仮想体験に求める主張は、一見するとあり得そうにも思えます。 しかし人間の脳や精神は「〇〇をすると〇〇になる」が常に成立してしまうほど、単純な仕組みではないようです。 それなのになぜ、大きな社会問題が起こるたびに、ゲームを原因として上げる人々が一定数、登場するのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年10月付で『Computers in Human Beha

    ゲームの女性キャラをセクシーにしても女性蔑視にはつながらないと判明 - ナゾロジー
    pongeponge
    pongeponge 2022/07/01
    『社会問題の原因を「社会」ではなく「ゲーム」に求めるのは、あまり賢くないようです』オブラートに包んだ優しい言い方では伝えたい人に伝わらないかも
  • 地球内核はたまに地表に対して逆回転している証拠が見つかる!不規則なうるう秒の原因か - ナゾロジー

    原子時計という精密な時計の登場以降、人類は地球の1日の長さ(つまりは自転速度)が非常に不安定でムラがあることを知りました。 うるう秒は1日の長さを補正するためにこれまで27回導入されていますが、そのタイミングは非常に不規則です。 なぜ地球の自転はそんなに不規則なのでしょうか? この問題について、米国の南カリフォルニア大学(USC)の研究チームは、地震波の測定から地球の内核が1方向へ回転を続けるのではなく、時折反転する振動を起こしていたという証拠を発見しました。 内核の回転が振動しているというアイデアは、以前から存在していましたが具体的な証拠が示されたのはこれが初めてです。 研究の詳細は、2022年6月10日付けで科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。 The Earth moves far under our feet: New study shows Earth

    地球内核はたまに地表に対して逆回転している証拠が見つかる!不規則なうるう秒の原因か - ナゾロジー
  • 脳細胞に咲く「毒の花」がアルツハイマー病の真の原因と判明! - ナゾロジー

    私たちはとんでもない勘違いをしていたのかもしれません。 米国のニューヨーク大学(NYU)で行われたマウス実験によって、長年アルツハイマー病の原因と考えられてきたアミロイドベータの蓄積は、真の原因が起こした副次的な結果にすぎない可能性が示されました。 研究ではアミロイドベータが蓄積するより「かなり前」の段階で、既にマウスの脳細胞が麻痺状態にあり、「毒の花」と呼ばれる異常な構造が発生している様子が示されています。 アミロイドベータを排除するように設計された薬がどれも効果を発揮できていないのも、真の原因となる「毒の花」を見過ごしていたいたからだと考えられます。 認知能力を蝕む、美しくも恐ろしい「毒の花」の正体とはいったい何なのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年6月2日に『Nature Neuroscience』にて公開されました。

    脳細胞に咲く「毒の花」がアルツハイマー病の真の原因と判明! - ナゾロジー
  • 私たちが見ている世界は脳が「過去15秒間」を平均化した映像だった - ナゾロジー

    私たちの目は常に膨大な量の視覚情報にさらされています。 脳にとって、これは容易な状況ではありません。 何百万もの色や形、光の加減や視点の変化により、視覚の世界は絶えず移り変わっているのですから。(走りながら撮ったカメラの映像を見てください) にもかかわらず、私たちはブレやノイズのない安定した世界を見ることができます。 これは何世紀にもわたって研究者たちを悩ませてきた視覚科学の問題でした。 そしてこのほど、カリフォルニア大学バークレー校 (University of California, Berkeley・米)の研究で、視覚の安定性を説明する新たなメカニズムが発見されました。 それによると、私たちの脳は、過去15秒間に見たものを統合・平滑化して、整った一つの印象にまとめ上げているとのこと。 一体どういうことでしょうか。 研究の詳細は、2022年1月12日付で科学雑誌『Science Adv

    私たちが見ている世界は脳が「過去15秒間」を平均化した映像だった - ナゾロジー
  • 電気抵抗のない超伝導技術で「2年間永久電流を流すこと」に日本が初成功 - ナゾロジー

    非常に低い温度まで冷やしたとき、物質は電気抵抗がゼロになる超電導現象を起こします。 このとき回路を閉じることができれば、そこには外部からの電流供給なしで永遠に電気が流れ続ける「永久電流」を作り出すこともできるのです。 もちろん理屈としては可能そうでも、実際はスイッチなどの接合部分まで超電導状態を維持しなければならないため、実現は非常に困難な技術です。 しかし、理化学研究所などの研究チームは2018年にこれを実現し、さらにそれから約2年間永久電流を安定的に維持し続けることに世界で初めて成功したと報告しています。 これまで数日間の永久電流保持の報告はありましたが、年単位でこれを実現させたのは今回の研究が初めてです。 この成果は、超伝導理論や技術に関する科学雑誌『Superconductor Science and Technology』に2021年9月17日付で掲載されています。

    電気抵抗のない超伝導技術で「2年間永久電流を流すこと」に日本が初成功 - ナゾロジー
  • 練習中ではなく「頻繁な休憩」がスキルを上達させると判明 - ナゾロジー

    上達したいなら頻繁に休んだほうがいいかもしれません。 2021年にアメリカの国立衛生研究所(NINDS)の研究チームは、ピアノのような新しいスキルを習得する練習では、頻繁な休憩を行う方が効果的な上達ができるという研究結果を報告しました。 またこの研究では、スキルの上達は練習中には起こらず、休憩中にのみ発生することが示されています。 新しい技術を習得しようとすると、私たちの脳内ではどのようなことが起こっているのでしょうか? この研究にかんする論文は、2021年6月8日付で科学雑誌『Cell Reports』に掲載されています。

    練習中ではなく「頻繁な休憩」がスキルを上達させると判明 - ナゾロジー
  • 解析不能!30年以上前のレトロゲームから謎の「自動生成アルゴリズム」が見つかる - ナゾロジー

    Point ■レトロゲームには容量不足や技術的制約を解決するため、現代の我々から見ても解析できない謎の技術が使われていることがある ■今回、ATARI2600から82年に発売されたゲーム『Entombed』に、全くロジックが不明の迷路自動生成プログラムのコードが発見された ■迷路の壁を完全ランダムに配置すればクリア不能になってしまうが、このプログラムがなぜ通行可能なパターンで迷路を生成しているかは、まったくの謎だという ほんの数十年前、コンピュータ関連の技術が飛躍的に向上しました。 特にデータ容量の向上はめざましく、現代の若い人たちにとって容量の単位は「ギガ」が標準になっています。 しかし初代のスーパーマリオの全ゲーム容量は40KB、初代ドラゴンクエストの全容量は64KBでした。 これはこの記事のトップに貼られている画像の容量よりも遥かに小さい容量です。 レトロゲームの開発は、そんな小さな

    解析不能!30年以上前のレトロゲームから謎の「自動生成アルゴリズム」が見つかる - ナゾロジー
  • 天才発明家ニコラ・テスラが生み出した「水を制御するテスラバルブ」に新機能が見つかる - ナゾロジー

    エジソンと電力戦争を繰り広げたことでも有名な科学者ニコラ・テスラ。 彼は100年前に、可動部品を利用せずに形状だけで流体の方向を制御する独創的なバルブの特許を取得しています。 ニューヨーク大学の研究チームは、これまで格的な研究がされていなかった、この通称「テスラバルブ」の流体力学を徹底調査し、これまで知られていなかった新しい機能や現代でも通用する有用性を明らかにしたと報告しています。 天才テスラの発想は、100年を経てもまだ完全に理解されていなかったのかもしれません。 この研究の詳細は、科学雑誌『Nature Communications』で5月17日に公開されています。

    天才発明家ニコラ・テスラが生み出した「水を制御するテスラバルブ」に新機能が見つかる - ナゾロジー
  • 辛い記憶や嫌な感情を条件付けでコッソリ改変することに成功! - ナゾロジー

    無意識的な条件付け訓練が、苦痛や恐怖に対する耐性を与えるようです。 2月23日に『scientific data』に掲載された一連のデータおよび、近年の複数の研究(1・2)によると、苦痛や恐怖などにかかわる脳の神経活動パターンを、繰り返し報酬と結びつけることで、トラウマの治療に成功したとのこと。 つまりパブロフの犬が、ベルの音を聞くだけで唾液が出るように訓練されたように、人間において、負の感情にかかわる神経活動を報酬と結びつけて、中和したのです。 しかも驚くべきことに、記憶と感情の条件付けが行われている最中、被験者たちは苦痛や恐怖を体験することはありませんでした。 つまり、全ては無意識で進行していたのです。 いったいどんな手順で、研究者たちは被験者の改変を行ったのでしょうか? The DecNef collection, fMRI data from closed-loop decoded

    辛い記憶や嫌な感情を条件付けでコッソリ改変することに成功! - ナゾロジー
    pongeponge
    pongeponge 2021/05/06
    PTSDの緩和というよりマゾを作ってるように読める
  • 子どもを「いじめっ子」にしてしまう親の教育が明らかに - ナゾロジー

    「つい冗談で」、子どもをからかっていませんか? アメリカ、カナダ、スウェーデンの共同研究では、親の嘲笑・敵対・拒絶的な教育によって子どもの感情コントロールが機能不全に陥り、いじめの加害者になるリスクが急増することが判明しています。 しかも、そうした子どもたちは、加害者だけでなく被害者になるリスクも同様に高まるとのこと。 研究は、2019年5月24日付けで『Journal of Youth and Adolescence』に掲載されたものです。

    子どもを「いじめっ子」にしてしまう親の教育が明らかに - ナゾロジー
  • 物理法則に違反しない「新しいワープドライブ航法」が提案される - ナゾロジー

    将来、人類が広い宇宙を旅することを望んだとき、光速を超える移動手段は避けることのできない必須の技術となるはずです。 アルクビエレ・ドライブは比較的現実味のあるワープのアイデアとされています。しかし、負のエネルギーを必要とする点が大きな問題となっていました。 科学雑誌『Classicaland Quantum Gravity』に掲載された新しい研究は、アルクビエレ・ドライブの物理法則に逆らう負のエネルギーの存在を取り払うことに成功したと報告しています。 これによって、少なくとも物理法則的には達成できるワープ航法の可能性が出てきました。

    物理法則に違反しない「新しいワープドライブ航法」が提案される - ナゾロジー
  • 脳に埋め込んだ電極で「うつ状態」から「喜びに満ちた状態」へ感情を移行させることに成功 - ナゾロジー

    感情を強制起動する脳のツボ脳に電気刺激を与えてうつ病を治す技術が大幅な進歩をみせている / Credit:Canva脳は心臓と同じく、電気的な臓器です。 そのため近年、うつ病患者に対して脳に電気刺激を行う手法が着目されています。 ただ既存の電気刺激法は非常に大味であり、脳全体に大電流を流す方法がメインでした。 そこでカリフォルニア大学の研究者たちは、5年もの長期に及ぶ臨床試験の結果を元に「神経マッピング技術」を開発しました。 この神経マッピング技術は脳の各地に差し込んだ電極から、患者一人一人の神経回路の特性を認識し、その患者にとって最適な治療部位(刺激場所)をピンポイントで探し出すように設計されています。 そして今回、マッピング技術の性能を確かめるために、難治性うつ病に苦しむ36歳の女性患者に対して、はじめての試験が行われました。 その結果は、まさに驚きでした。 女性患者は覚えている限り5

    脳に埋め込んだ電極で「うつ状態」から「喜びに満ちた状態」へ感情を移行させることに成功 - ナゾロジー
  • マレーシアのケーキ断面に現れる「幾何学」模様。ケーキ職人の"数学的思考力"に驚き - ナゾロジー

    幾何学模様が美しいラピス・サラワクケーキCredit:atlasobscuraラピス・サラワクケーキ(マレー語: kek lapis Sarawak)の名称は、マレー語の「層(lapis)」とマレーシアのボルネオ島の北西海岸に位置する州の名前「サラワク(Sarawak)」、そして「ケーキ(kek)」から来ています。 つまり、「サラワク州の層状ケーキ」というわけです。 その名が意味する通り、このケーキは多くの層からなっています。もちろん、単純な層状ケーキも数多く存在していますが、その中でもひときわ際立っているのが、幾何学模様に層を重ねたケーキです。 このケーキは比較的新しいデザートであり、1970年代から1980年代にかけてインドネシアのベタウィ族がサラワクの人に層状ケーキを紹介したのが始まりです。 紹介されたケーキは、バター、小麦粉、卵からなるスポンジ生地に、シナモン、カルダモン、クローブ

    マレーシアのケーキ断面に現れる「幾何学」模様。ケーキ職人の"数学的思考力"に驚き - ナゾロジー
  • なぜ牛乳に浮かんだシリアルは均等に浮かばないの?「不思議な力」の測定に成功 - ナゾロジー

    でシリアルをべていると、ミルクの中に残ったシリアルが互いにまとまっているのを見ることがあるでしょう。ふだん気にする人は少ないですが、よくよく考えてみると、シリアルたちには不思議な力が働いていることが分かります。 例えば、湖の上を浮かんでいる複数のボートがあるとします。これらのボートがひとりでに動き出して、ボート同士がくっつくことがあるでしょうか?もちろん、そんな不思議な現象は起こりません。 しかし、もっと小さい世界では、つまりボウルの中のシリアルたちには、そのような不思議な力が働いているのです。この現象は「チェリオス効果」と呼ばれています。 ブラウン大学の研究チームは、困難とされていたチェリオス効果の力を測定することに成功しました。 研究の詳細は「Physical Review Letters」に掲載されました。 チェリオス効果とはチェリオス(Cheerious)は、アメリカでは「シ

    なぜ牛乳に浮かんだシリアルは均等に浮かばないの?「不思議な力」の測定に成功 - ナゾロジー
  • 感情を情報コード化して強制的に再生することにマウス実験で成功 - ナゾロジー

    ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用ににすること。 高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……?

    感情を情報コード化して強制的に再生することにマウス実験で成功 - ナゾロジー
  • ナゾロジー - ふしぎな科学と最新ニュースを楽しく配信!

    英ケンブリッジ大はホモ属の進化の道筋が、通常脊椎動物が辿る道筋と大きく異なることを発見。これはチンパンジーは残っているのにネアンデルタール人やデニソワ人は絶滅している謎を説明するかもしれません

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  • 「アカン人が酒に暴かれるだけ」だということが科学的に証明される - ナゾロジー

    Point ■アルコールが人の感情や行動に与える影響について調査を行った研究によると、アルコールは道徳観に変化は与えないという ■大量にウォッカを摂取した被験者にトロリー問題をシミュレーションしたVR体験をさせる実験では、選択行動が酩酊前と変化しなかった ■他の研究報告と合わせて見ても、アルコールは感情移入や共感力は低下させるが、道徳観を損なうことはなく、免罪符にはならないことを示している 酒に酔った勢いでやった。あれは私の心じゃない。今は反省してる。 そんな言い訳は現実でもネット上でもよく耳にします。実際のところ、お酒の影響というのは免罪符になりえるのでしょうか。 どうやらお酒の影響は、人の倫理観に変化を与えることはないようです。 こうした問題について検証したいくつかの研究を、英国ブラッドフォード大学の心理学講師Kathryn Francis氏は示しています。 最近の研究では、被験者全

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