昨年8月に乳がんを公表したバブルガムブラザーズのブラザー・コーンが3月24日、都内で復帰ライブを実施。“リニューアル”した元気な姿を見せた。 本来のソウルミュージックをベースにしたダンサブルな内容ではなく、現在も抗がん剤治療を継続中であることを考慮した動きの少ないアンプラグド(アコースティック)ライブ。自身のカラオケ愛唱歌を織り交ぜた“アナザー・コーン”というコンセプトで、過去にも好評だったライブ形式だ。 開演前の取材では、抗がん剤治療前にスキンヘッドにしたところ、事情を知らない友人や孫からイジられたこと、同じ病の女性からのアドバイスや励ましに強く支えられたこと、復帰ライブを考えたのは昨年末だったことなど、変わらずのブラザー・コーン節を交えて明るく報道陣の質問に応じた。 ライブでは、オープニングで小柳ルミ子のヒット曲「お久しぶりね」を熱唱、最初の一言「ただいまー!」に観客から「おかえりー!