本日,新しい「常用漢字表」が内閣告示されました。この表は,今後,法令,公用文書,新聞,雑誌,放送など,一般の社会生活において,現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安として使用されるものです。 なお,昭和56年内閣告示第1号「常用漢字表」は廃止されております。 ○ 「常用漢字表」(平成22年内閣告示第2号) ・「常用漢字表」の内閣告示に伴い,一部改正された内閣告示 ・「公用文における漢字使用等について」(平成22年内閣訓令第1号)
本日,新しい「常用漢字表」が内閣告示されました。この表は,今後,法令,公用文書,新聞,雑誌,放送など,一般の社会生活において,現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安として使用されるものです。 なお,昭和56年内閣告示第1号「常用漢字表」は廃止されております。 ○ 「常用漢字表」(平成22年内閣告示第2号) ・「常用漢字表」の内閣告示に伴い,一部改正された内閣告示 ・「公用文における漢字使用等について」(平成22年内閣訓令第1号)
社会で使う漢字の目安となる常用漢字表について、政府は5日、「俺」「鬱」など196字を追加し、「匁」など5字を削除して計2136字とする改定常用漢字表の内閣告示を今月30日とする方向で最終調整に入った。政府関係者が明らかにした。 22日の閣議決定を目指しているが、調整の状況により告示が12月上旬にずれ込む可能性もある。 1946年の当用漢字表(1850字)、81年の… [記事全文]
本日午前10時から、文部科学省庁舎にて第38回漢字小委員会が開催されました。議題は、去年末に実施された第2次パブリックコメントで寄せられた意見の審議です。なお、配布資料は小熊さんのページから入手可能です。 全体的な流れについて 寄せられた意見は、全部で272通。事務局の手によって以下の4種に分類されました。 基本的な意見(40件) 字種の追加・削除(244件) 音訓の追加・削除(19件) 字体(67件) その他(27件) カッコ内の数字が272を越えるのは、1通の中に複数の意見がふくまれるためです。例えば10字の追加を要望した場合、これは10件の意見とカウントされます。 この日審議されたのは上記のうち1と2で、次回1月29日に予定される第39回で3以降が審議されます。これらをうけて漢字ワーキンググループが新たな原案を作成、これを2月〜3月に3回程度をかけて審議し、4月に予定される国語分科会
「改定常用漢字表」に関する試案に対して一般民から寄せられた意見の内容が、19日の文化審議会国語分科会の漢字小委員会で報告された。追加してほしい字種の中で際だって希望が多かったのは「玻(は)」「碍(がい)」「鷹(たか)」の3文字。碍は、障害者ではなく障碍(しょうがい)者と書くための字。鷹は、東京都三鷹市などが要望する。玻は、名古屋市の夫婦が娘につけた名を認めてもらうために要望している文字だった。 試案では、現在の1945字の常用漢字表に「鬱(うつ)」など196字を加え、「銑(せん)」など5字を外し、常用漢字は2136字になる。文化庁は昨年末に意見を募り、今回、272通が寄せられた。 「碍」の追加希望は86件で2番目に多く、昨年春の第1回の意見募集時(20件)の4倍以上だった。 障害も障碍も戦前から妨げという意味で使われていたが、戦後、「碍」が当用漢字や常用漢字にならなかったため、障害と
ところで、常用漢字表の改定を審議する漢字小委員会や文化庁の人々は、「情報化時代の文字」についてどのように考えているのだろう? まさかとは思うが、「読めるだけでいい漢字」(第1部第3回参照)を常用漢字表に追加すれば「情報化時代」に対応したことになると思っているのだろうか。あるいは、Webや電子掲示板の漢字使用頻度(第1部第2回参照)を調査しただけで、「情報化時代の文字」の実態がつかめると思っているのだろうか。 ここまで5回にわたり、漢字小委員会がどのように常用漢字表を改定しようとしているのか、具体的な審議経過をたどりながらお伝えしてきた。そこで明らかになったように、改定の理由は「情報化時代」の到来――パソコンや携帯電話等の爆発的ともいえる普及により、人々の間で「文字を書く」ことがキーボード等で「文字を打つ」ことへと変わってきたというような、書記環境の激変に対応しようとするものだった。 では、
7月15日、午後2時より文部科学省東館にて第24回漢字小委員会がおこなわれた。 かねて7月いっぱいで字種を決定したいと文化庁担当者が語っていたことから、この日最終的な字種案が発表されることが予測されていた。 実際に配布された資料2「これまでの検討結果」(字種候補案)をみると、前回6月16日の第23回漢字小委員会で配布された「第2次・字種候補案」と若干の文言の修正はあるものの、字種そのものの変更はない。前田主査によると「ワーキンググループで検討した結果、変更の必要はないと判断した」とのことだ。 したがって以前から議論のあった「俺」も残った。文化庁の担当者からの説明によると、漢字表記による「俺」が平仮名、片仮名による表記よりも急激に拡がっている傾向が見て取れるとのこと。 日本語コーパスKOTONOHAでの調査によると、片仮名が頻度数426、平仮名が同2,078、漢字が3,409となっている。歴
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