精神科医:みえしん院長精神科医・産業医のブログ!心理学や精神医学、療養の方法から、障害者の結婚相談など障害者のお役に立てるサービス提供をしています。 おはようございます(こんにちは)。三重心身クリニックのドクター臼井です。 三重心身クリニックではこころの病やメンタルヘルス不調に対し、お薬の処方をしたり、カウンセリングでの治療も行っていますが、分子整合栄養医学という学問に基づいた、栄養素による治療も行っております。 前回は「分子整合栄養医学の歴史」というテーマで、メンタルヘルス不調や精神疾患の原因となる神経伝達物質と栄養の関係に注目し、治療に取り入れた先人としてカナダの精神科医エイブラム・ホッファー(Abram Hoffer)博士を紹介しました。またホッファー博士が始められた分子整合栄養医学の治療は、うつなどのメンタルヘルス不調の領域にとどまらず、ガンやアトピー性皮膚炎、不妊症、喘息、脂質異
栄養療法は「分子整合栄養医学」に基づいた療法です。 海外ではオーソモレキュラー療法(orthomolecular medicine)と呼ばれ、1960年代からうつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されています。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり、発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供しています。 オーソモレキュラー療法は欧米で始まり、日本では血液データ解析に基づいた独自の発展をし続けています。 栄養療法(オーソモレキュラー療法) のために開発された医療用 サプリメントを使用 分子整合栄養医学に基づいた栄養療法(オーソモレキュラー療法)では、体内の栄養バランスの乱れが多くの病気や症状の原因だと考えています。 私達の身体は60兆個の細胞から出来ています。ひとつひとつの細胞の健康は、食べたものを材料に
分子整合栄養医学 (Orthomolecular Nutrition and Medicine)は、1954年にノーベル化学賞、1962年にノーベル平和賞を受賞した米国の故ライナス・ポーリング(L・Pauling)博士が、それまでにあったエビデンスを総合し提唱した学問です。メガビタミン療法がスタートです。 ポーリング博士は、栄養素の不足と欠乏症の関係だけではなく、人体のしくみを分子レベルで研究し、身体に必要な栄養素の働き、栄養素の体内メカニズム、栄養素の効果などをまとめました。 人間の身体は、約60兆個の細胞の集合体です。各細胞は、新陳代謝を繰り返しながら、日々の食べ物から吸収された栄養素で、細胞をつくり変えています。 細胞の中でタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が細胞分子の働きを正常に戻し、病気の予防、病気の改善、健康増進をすすめます。 細胞内外の栄養素を最適レベルに保つ
分子栄養医学は、血液検査により不足した栄養素を調べ 日常の食事の改善と、適切なサプリメントを利用することにより 心身ともに、健康な状態にする治療方法だと、知人などに説明するのですが ピンと来ないようですし、栄養療法なんかで病気は治らないと言われてしまいます 一般の人どころか、医師からも完全否定されてしまいます 先日、お話する機会のあった精神科医さんには 大雑把に言うと、下記のような事を言われました 分子栄養医学なんて聞いたことがない 末梢血液検査で脳内の状態が分かるわけないのだから無意味 栄養療法で、精神疾患が治るわけがない 大雑把に言うと、上記のような事を言われました 自分も、知ってる範囲内で分子栄養医学の内容を説明しましたが まったく相手にしてもらえず、「そんな治療は疑問である」と言われ終わり 分子整合栄養医学は、現代西洋医学からは外れた治療方法ですし 聞くところによると、医学部では栄
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