インターネットの大手交流サイト「フェイスブック」に他人のIDやパスワードで不正にアクセスしたとして、都内の会社員が警視庁に逮捕されました。警視庁は100人以上のIDに不正なアクセスを繰り返し、非公開で投稿されていた女性の写真を集めていたとみて調べています。 これまでの調べで古賀容疑者は、不正にアクセスしたあと女性が非公開で投稿していた私的な画像などを自分のパソコンに保存していたということです。警視庁によりますと、調べに対して古賀容疑者は容疑を認めているということです。 古賀容疑者のパソコンには、フェイスブックと「iCloud」と呼ばれるアップル社のデータ保管サービスのIDのリスト、のべ770人分があり、このうちおよそ120人分について、不正なアクセスが確認されたということです。警視庁は、女性の写真を集めるため、不正なアクセスを繰り返していたとみてIDなどのリストの入手方法を調べています。