編集者とは何か? 出版社とは何のためにあるのか? 弱小出版社に勤務する編集者を主人公に描く、出版文化を深く考えるためのブラック・コメディ、連載第5話目……は先週予告した「取次」ではなく「客注」をお送りします。 ☆注意☆この物語はフィクションです。登場する個人名・団体名はおおよそ架空のものであり、実在のそれとはあまり関係がありません。 ●連載「重版未定」バックナンバーはこちら。 【次週予告】 すれ違う「求める願い」と「届けたい想い」、これもまた出版業界の宿命……とすんなり割り切れない男たちが、北の大地で決起します。次週、第6話「客注・その2」、お楽しみに! [第6話「客注・その2」に続きます]