仏パリのグランドモスクを訪れたムスリムの女性(2016年6月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOEL SAGET 【8月30日 AFP】仏パリ(Paris)近郊のレストランで、ベールを着用していたことから入店を断られ、店主に「テロリスト」呼ばわりされた女性ら2人が29日、当局への申し立てを行った。この店主は「全てのイスラム教徒はテロリスト」と発言したという。イスラム嫌悪に反対する仏活動組織「CCIF」が明らかにした。 今回の一件について、仏検察当局は「宗教的差別」があったかを調べるとしている。CCIFは、仏社会における「人種差別的傾向」が露呈したものと指摘した。 パリ近郊トランブレ・アン・フランス(Tremblay-en-France)にあるレストラン「Le Cenacle」で起きた騒動については、女性たちの1人が当時の様子をスマートフォンで撮影しており、その動画をインターネットに投