予選ラウンドで敗退が決まり涙ぐむ荒木絵里香(左から2人目)ら日本の選手たち=有明アリーナで2021年8月2日、宮間俊樹撮影 東京オリンピックは第11日の2日、バレーボール女子の1次リーグ最終戦が行われ、日本はドミニカ共和国に1-3で敗れた。1勝4敗で決勝トーナメント進出はならなかった。出場した五輪で決勝トーナメント進出を逃したのは、1996年アトランタ五輪に続いて2度目。 【写真】女子バレー、まさかの予選敗退 涙の記念撮影 第4セット19-24、ドミニカ共和国のマッチポイント。既に敗戦濃厚の雰囲気が漂う中で、センターから強烈なスパイクをたたきつけられると、日本の選手たちはぼうぜんとした表情を浮かべた。勝った方だけが決勝トーナメントに進出できる一騎打ちだったが、あまりの完敗に悔しがることさえできなかった。 スパイクの迫力が違った。速さを追求する日本はトスがサイドに偏る上、打ち切れない場面が目
写真提供: Japan Rugby Twitter Account 私は間違いなくラグビーよりサッカーの方が好きです。理由は様々です。自分の家族がみんなサッカー好きなのは1つの理由。また、イタリアでラグビーが有名になったのはこの数年だからです。サッカーを愛し始めたら、違うスポーツに同じ情熱を持つ、または同じ時間を与えることは難しい。 しかし、サッカーはラグビーから学ぶべきことがたくさんある。そうすれば、もっといいスポーツになるだろう。もしかしたら、「学ぶ」という言葉が間違っています。ラグビーもサッカーも同じスピリッツを持って生まれたスポーツです。しかし、サッカーはラグビーと違って、少しずつ大事なことを忘れた気がする。 サポーターの違い 昔は両スポーツを見るために、たくさんの人がスタジアムまで足を運んでいた。今は少し違います。サッカーのほぼのサポーターにとって、サッカーはテレビで見るものにな
私のイチロー選手に関する投稿に関して、私の人格や病気に関する揶揄も含めた激しい批判が行われています。彼の評価は人それぞれですし、私への批判的意見があってもそれは自然だと思います。問題なのは、彼への批判の一意見さえも一切許せないと言う同調圧力の凄まじさに、日本社会の闇を感じるのです
敗戦にもいろいろある。大別すれば、胸を張っていい敗戦と、恥ずかしい敗戦になる。アジアカップ決勝のカタール戦は後者の典型だった。 【写真】バルサ育成仕込みの指揮官が 森保Jに牙をむく。カタール躍進の秘密 相手はカタール。人口250万。国土の面積は秋田県とほぼ同等の小国だ。選手の比較でも、日本代表はほぼ全員が欧州組。高給取りである。カタールはスタメン全員が国内組だ。アルモエズ・アリのようないい選手はいても、有名選手はいない。さらに日本が決勝を準決勝から中3日で戦ったのに対し、カタールは中2日。これぞ、絶対に負けられない戦いだった。 森保一監督は試合後、立ち上がりからうまくいかなかった理由を、「5バック、3バックで戦うカタールとミスマッチが起こるなかで、噛み合わせがうまくいかなかった」と語った。 しかし、こちらの目にはそれ以上に、フィールドプレーヤー10人が、楽しそうにプレーしていないように見え
バレーボール一家で育ち、15歳で全日本代表候補に選出。2012年のロンドン五輪では、全日本女子として28年ぶりに銅メダルを獲得した狩野舞子が、今年5月、コートを去った。若くして脚光を集めながらも、3度のケガに泣いた現役生活であった。引退から約4カ月、現役生活の思い出をひとつひとつ言葉を選びながら語ってくれた。 現役生活を振り返ると、すごく人に恵まれたバレーボール人生だったと思います。色々な出会いがあって、チームに入ったり、ケガをしたときも本当にたくさんの人に支えてもらいました。バレーボール自体、チーム競技ですし、私ひとりだけでやりきったとは言えない現役生活だったと、改めて思います。 小学生のときにはすでに身長が170cmを超えていましたし、中学生ぐらいまでは練習したことがどんどんできて、自分の能力だけでやっているような感じでした。もちろん練習は一生懸命やっていましたけど、悩まなくても色々な
2018年05月30日 10:52 日大アメフト部そのものを除名すべきだったと思う Tweet 今、東京にいるが、今朝のスポーツ紙はデイリーだけが「鳥谷連続試合途切れる」、他紙は総て「関東学連、内田、井上両名を除名」だった。スポーツ界の大事件だったことがわかる。 関東学生アメリカンフットボール連盟の規律委員会は、日本大学アメフト部の指導者、学生など20数人に聞き取り調査を行うとともに、映像やインカムでの交信記録などを独自に入手し、総合的な調査を進めた。その結果 1.関学QBへの暴力的なタックルは、内田正人前監督の指示(命令)によるもの。 2.直接の加害選手宮川泰介は、以前の試合でQBをタックルできなかったことから、内田前監督らに強いプレッシャーを加えられていた。 3.内田正人前監督は、宮川のプレーを視認したうえで試合から外さず、明確に注意もしなかった。 事件の直接の加害者は、宮川泰介だが、
アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦で、日大の選手が相手選手に危険なタックルをしてケガをさせた。この問題に関して、米スタンフォード大学アメフトチームで、唯一の日本人コーチ(オフェンシブ・アシスタント)として活躍する河田剛さんは「監督や大学の理事長ら個人の責任追及だけで終わらせず、日本のスポーツのシステムを根本的に見直すときだ」と話す。(浜田理央 / ハフポスト日本版) スタンフォード大アメフトチームの写真はこちら 河田さんは、城西大や旧リクルートシーガルズでアメフトの選手やコーチとして活躍。2007年に渡米し、2011年よりスタンフォード大のアメフトチームの攻撃面を支えている。 アメリカでは、選手へのリスペクトがあり、ルール違反が起きたら、一般企業と同じように厳しい対応を取るという。日本は、古い体質が残る「体育会系スポーツ」と決別することは出来るのか。 日大の危険タックル
4日間のオフをとり、5日ぶりに活動を再開した湘南。練習後、グラウンド脇のベンチで3人の取材陣に対して囲み取材に対応した曺貴裁監督は、開口一番、世間を賑わせている日本大アメフト部に言及した。 さまざまなテーマに波及したが、最も強く訴えていたことは自分たちの姿勢のこと。筆者にとっては「僕も自分でそういうサインを出してしまっているときがあるのだろうなと思います。人を殴るところまではいかなくとも、僕に言われてパフォーマンスを発揮できない状態になってしまっていることがあると思います。その逆も然りです」という言葉が響いた。自分の発言や行動が他人にどういう影響を与えているか。それを受け取ったほうはどう考えたのか。筆者で言えば、一つひとつの記事を世に出すことで、誰にどういう影響を与えることになるのか。それをあらためて、考えさせられる話だった。 以下、その一問一答を書き記していく。重要な提言も含まれると考え
米カレッジフットボールの名門大UCLAでプレーする庄島辰尭。日本人離れした身長190センチ、体重145キロの恵まれた体格を持つ 【永塚和志】 カリフォルニア大ロサンゼルス校、というよりもUCLAと呼んだほうが分かるだろうか。この、スポーツにおいても、学業においても高いレベルを誇る西海岸の名門大学のアメリカンフットボールチームに日本人選手が入部した。 名前は庄島辰尭。東京生まれで9歳からロサンゼルス近郊で育った、攻撃ラインの選手だ。主にプレーするのは同ラインの中心的ポジションである「センター」。プレーごとに決められたラインの複雑な動きを指示しないとけないため、高い戦術理解度も要求される、近年では重要なポジションとされる。体格の大きさも要求されるが、庄島もこれまでのトレーニングの賜物(たまもの)もあって身長190センチ、体重145キロと米国人とそん色のないサイズを誇る。 アメフトに詳しい人ほど
8月に開催されたリオデジャネイロ五輪で、バレーボール女子日本代表は5位タイに終わった。予選ラウンドは2勝3敗の4位で辛くも準々決勝に進出したが、準々決勝ではアメリカにセットカウント0-3で敗れた。 予選ラウンド初戦の韓国戦は、第1セットを奪い幸先のいいスタートを切ったが、その後3セットを連取され逆転負けを喫した。その後、カメルーン、アルゼンチンには勝利したが、世界トップレベルのブラジル、ロシア、アメリカからは1セットも奪えなかった。 4年前のロンドン五輪で日本は、28年ぶりのメダルである銅メダルを獲得したが、この4年で再び世界との差は開いた。その要因はどこにあったのか。 アテネ、北京、ロンドンと3大会続けて五輪で司令塔を務め、今年、ヴィクトリーナ姫路の監督に就任した竹下佳江さんに、リオ五輪の日本の戦いを振り返ってもらった。 チームが成熟するための時間が足りなかった。 大会を通して竹下さんが
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