鳥栖戦の後半、ゴールを決めてチームメートに祝福される福岡の山岸祐也(中央)=ベスト電器スタジアムで2021年9月25日、平川義之撮影 サッカー・J1のアビスパ福岡が16日、6試合を残してJ1残留を決めた。 「何かがおかしい」――。といっても悪い意味ではない。サッカーメディアに載った開幕前の予想で福岡は軒並み降格候補だった。5年おきに昇格しては1年で降格する「負の5年周期」を3度も繰り返していた福岡に何が起きたのか。キーワードは経営の「創造的破壊」だ。 チーム人件費はJ2で2位だった昨季の約10億円から約17億円へと増額した。従来より資金を投入する様子に「アビスパは油田を掘り当てたのでは」と驚かれた今季、開幕から3試合は白星なしだったが、過去にJ1で3連勝が最高だったチームは4月中旬から破竹の6連勝。一時は5位に浮上し、8月25日には首位川崎を破るなど現在、勝ち点46で8位と健闘している。
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