埼玉県川越市の新井喜一元市議(69)が、30代の女性職員にセクハラやパワハラをしたと市議会の第三者委員会で認定された問題で、新井氏は30日、記者会見し「実名を公表され精神的苦痛を被った」として、女性職員の懲戒処分を要求したと明らかにした。 新井氏は、セクハラが認められたことを「酒の席のこととはいえ、真摯に受け止める」とする一方で、「セクハラには当たらないと思っている」と述べた。議会に特別委員会を設置し、一連の経緯を調査することも求めている。 女性は9月、厳重な処分を求める要請書を市議会に提出。新井氏は10月、議員辞職した。