福岡市内の人気カフェや飲食店に絵本をモチーフにしたスイーツ&フードをつくってもらう大人気企画。今年は7店舗で実施中! あの名作絵本のあの味に出合える夢のようなひと時をお楽しみください!! ◎店名 カフェ・キューブリック ◎作品 「赤毛のアン」 ◎メニュー チェリーパイ 450円(税込) アーモンドクリームをベースに甘酸っぱいダークチェリーをたっぷり使って焼き上げたパイです。 ラム酒を少し加えて大人の味わいに仕上げています。 ※期間10月20日(日)~11月20日(水) ※各日数量限定 ◎ショップデータ 住所/福岡市東区箱崎1-5-14ベルニード箱崎2階 電話/092-645-0630 ◎店名 トレネ ◎作品 「ぐりとぐらとすみれちゃん」 ◎メニュー 栗かぼちゃのクリームブリュレ 550円(税込) 上品で味わい深い甘味が特徴の栗かぼちゃを使っ
「キノコハンバーグと……ライスと……セットでドリンクバー!」 ファミレス好きですか? おれはね、そんなに好きじゃないの。いきなりこのレビューの主題を否定するようで申し訳ないけど、大資本が経営するチェーン店って、どの店に行っても同じだからつまんないんだよねー。 でも、そうじゃないんだってことが、この本を読んでわかった。『全国飲食チェーン 本店巡礼 ルーツをめぐる旅』。書いたのはBUBBLE-B(バブルビー)。変わった著者名ですね。それもそのはず、この方ミュージシャンなの。テクノというか、ナードコアというか、HIP-HOPというか、どういうジャンルとはひと言で表せない音楽活動を続ける一方で、外食チェーンの本店を訪ねて日本全国を旅している。 これは1号店のことを本店と呼んでいる場合もあれば、経営戦略の都合で1号店でない店を本店としている場合もある。そして【ルーツ店】。創業者が最初に店を始めた場所
詩人・歌人として、あるいは劇団「天井桟敷」の主宰者として演劇や映像の分野でも独特の活動を展開した寺山修司。その代表的な著書『書を捨てよ、町へ出よう』には「歩兵の思想」と題するエッセイが収録されている。 この文章のなかで寺山は、サラリーマンの種類を「ライスカレー人間」と「ラーメン人間」に分け、前者には《現状維持型の保守派が多くて》、後者には《欲求不満型の革新派が多い》としている。その理由を《ライスカレーは家庭の味であるのにくらべて、ラーメンは街の味であるからかもしれない》と書き、さらにライスカレー人間を保守的なマイホーム人間として強く罵倒しているのが、いかにも「町へ出よう」と生涯かけて訴え続けた寺山らしい。 寺山が先のエッセイを書いたのは高度成長期。この時代、ラーメンはハングリー精神の象徴であった。マンガ家の松本零士は上京当初の下宿生活の経験をもとに『男おいどん』という作品を発表、そこでは作
きっかけはとみさわさんのblogのつくたま古本ハンティングの記事を見て、京浜東北線方面のまだ見ぬ古本屋に思いを馳せ、「そんな感じで古本とせんべろのツアーやりてえな」とtwitしたことだった。こういうネタには即座に食いつく安田理央の提案で、赤羽を皮切りに京浜東北線ぶらり古本&せんべろの旅に出かけることになったのだ。 この三人のいいのは収集分野がまったくかぶっていないこと。安田さんはエロ、とみさわさんはモンド物件、とお互い趣味がはっきりしてるので、店に入るとさっさと三方に別れて物色をはじめるというわかりやすさ。で、お互い戦利品を持ち寄って比べあったとき、その貴重さがわかるくらいには知識がある、というのが理想的であった。 笑ったのはスタート地点、赤羽である。『東京都北区赤羽』を面陳しているブックストア談赤羽店の素敵な棚を鑑賞したのちブックオフに寄り、すぐ隣にあった山遊堂をのぞくとなんと三日前に閉
上原善広「被差別の食卓」がおもしろかった。 大阪の被差別部落出身の著者がアメリカのディープサウスやブラジルの差別が根強く残る貧しい村、それに東欧のジプシー村やネパールを訪れ、最後に自分の故郷である大阪の被差別部落ならではの料理を改めて味わうというヘビーな内容である。 浮ついた好奇心や、ジャーナリズム特有の暑苦しさはなく、むしろ冷静で淡々とした描写がいい。すでに取材先や著者の生い立ち自体がディープであるため、文章や視点がドライであっても、差別という人間の業が読者を軽々と深い闇へと引きずりこむ。アメリカ南部やネパールにある独特のド差別に著者は直面したりもする。 その土地で著者はとにかく食べる。黒人料理のナマズのディープフライやカラードグリーン(苦味のある野菜のおひたし)、ブラジルのフェジョアーダ、ジプシーが食べるハリネズミ料理、そして大阪のさいぼし(牛馬の干し肉・燻製肉)やあぶらかす(牛の腸の
久住昌之/作画・谷口ジロー『孤独のグルメ』 工夫のない表題をつけるのは気恥ずかしいが、最高傑作だとしかいいようがない。 雑貨輸入商とおぼしき主人公が、仕事の合間に「メシ」を食べる、そのときのエピソードをつづっただけのものだ。 しかし、これを読んだ後では、『美味しんぼ』はおろか、いかなるグルメ漫画も読めない。 『美味しんぼ』が膨大な蘊蓄の集積体であるのとは対照的に、『孤独のグルメ』につめこまれた蘊蓄情報はゼロである。 あつかっている食事をみれば、むべなるかな、と思う人もいるだろう。各話の表題を紹介してみよう。 第1話 東京都台東区山谷のぶた肉いためライス 第2話 東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司 第3話 東京都台東区浅草の豆かん 第4話 東京都北区赤羽の鰻丼 第5話 群馬県高崎市の焼きまんじゅう 第6話 東京発新幹線ひかり55号のシュウマイ 第7話 大阪府大阪市北区中津のたこ焼き 第8話 京浜
グルメエッセイや風俗ルポが好きだ。 まあこれは単に私が食い意地張っているのと、あとスケベだということがあげられるのだが、やっぱりメシや下半身関係の話というのは、たいていストレートで虚飾もなく、人の真実がかいま見えておもしろい。今日はマンガ評である。 久住昌之と泉晴紀のユニット、泉昌之の新刊コミック「芸能グルメストーカー」は食べ物から人間の真実をえぐることに成功した恐ろしい傑作である。連載された掲載誌があの悪名高き「BUBUKA」とあって、まあ品がないといえば品がない。下半身ネタも多いが、やっぱりコミック界屈指の細やかな感性が、ある種の爽やかさと泉昌之作品特有の「なるほど」「わかる」「腑に落ちる」というカタルシスを読者に与えてくれる。 そもそもこの企画を考えた人間にビール1ケースおごりたい気分だ。よく雑誌やテレビで紹介される「女性タレントの行きつけの店」なる場所に赴いては、そのタレントが好物
本日は、フモさん(id:globalhead)主催のオフ会に出席するために朝7時の新幹線で東京へ。 もう一つのお目当てである、「孤独のグルメ」ファンにはおなじみ、赤羽の朝からやってる飲み屋「まるます家」に、朝9時に行ってみました。 漫画に出てくる、「うちはなんでもおいしいよ」のおじさんもちゃんといます。 注文したのはもちろんうな丼。それと生ゆばと岩のりも。 いくらどぶ漬けはありませんでした。時期的なもんですかね。 朝から生ビール大ジョッキ(本当にデカイ)も飲んですっかり上機嫌になったところで、評判のメンチカツも頼んでみました。 注文してから衣を着けて揚げるので、20分ぐらいかかりますが待つだけの価値は充分。 分厚くて柔らかくてジューシー。最高です。 ほかにも魅力的なメニューがたくさん。 この手書きの札もいい味を出していますね。 すっかり満足し、必ずまた来ると心に決めてお店を後にしたのがまだ
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