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ブックマーク / nix-in-desertis.blog.jp (248)

  • nix in desertis:今でも伝承されているのだろうか>ミッキーを池に

    shigak19
    shigak19 2016/05/01
    鎌田慧『教育工場の子どもたち』で批判された愛知管理教育ならやりかねない(半分陰謀論)/『こち亀』第1巻は出稼ぎ農民の1p目から中川が穏健派でなくアメリカ被れの発砲魔な上解説が小林よしのりだったりと実は濃い
  • nix in desertis:むしろ「テクニックで解ける」ならそれでよいのか

    ・もし清盛が、平治の乱後、頼朝の首を切っていたら?(歴史的速報@2ch) → 大体出ている通りの展開になると思う。いずれにせよ以仁王の令旨から治承・寿永の乱が起きる→木曽義仲の挙兵は変わらずに起きる→清盛死後に京都陥落→西国の大飢饉で戦線膠着,までは史実通りに展開するのでは。ここで関東・東海の覇者になっている勢力が誕生していれば概ね史実通りにその後も展開するだろうけど,頼朝抜きにそんな奴が登場するかと言われると,いないだろう。 → そうすると,義仲亡き後の北陸も群雄割拠に戻るだろうし,朝廷をかつぎ西国の盟主として君臨する平氏政権と,群雄が割拠する中部・関東,奥州藤原氏政権の3つに分裂したままかなりの期間を費やしそう。中部・関東の諸勢力も,平氏政権に名目上は従うものと,名目上も従わないものに分かれていそうで,なんというか中世イタリアのゲルフとギベリンを髣髴とさせる分かれっぷりに。 → まずい

    shigak19
    shigak19 2016/04/23
    ほー確かに高倉上皇死去はファクターの1つかも/頼朝がいなかったら三善康信とか大江広元みたいな下級公家の武家政権への参画もまた別の形になっていたのかな
  • nix in desertis:黄金のアフガニスタン

    東博の黄金のアフガニスタン展に行ってきた。企画展はある意味で展覧会の内容よりも開催の経緯の方が重要であるので,先にそちらに触れておきたい。 カブールのアフガニスタン国立博物館は1979年以後,長らく文化財破壊の危機にさらされ続け,特に1989年にソ連が撤退すると情勢が悪化した。タリバンが成長し,彼らが故意の文化財破壊を行っていたことと,内戦がカブール市街にまで及び始めたことがその原因である。実際に1990年代に,多くの博物館収蔵品が破壊されて灰燼に帰したか,略奪に遭ったとされる。しかし,博物館職員たちは極秘裏に最重要収蔵品を選び抜いて,それらを大統領官邸の地下金庫にしまいこんでいた。この行為は当時の政権はおろか,職員の家族にさえ秘密にされていたそうだ。そして米軍が進駐したことである程度安全が確保されたと判断されたため(皮肉にも“比較的安全”と判断されたのはソ連軍か米軍がいた時期なのである

    shigak19
    shigak19 2016/04/23
    緊急避難で済まずエルギン・マーブルみたいにならなきゃ良いが/東西交流史恐るべし/アフガニスタンやイラクの博物館を支援した方が自衛隊派遣よりも日本独自の外交戦略として受けそうなのに勿体ないなあとは
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの

    ・『ガールズ&パンツァー 音楽道、はじめました!』。CDのジャケットのどこにもそんなこと書いてないが,パチスロ版のボーカル楽曲集である。どこにも書いてないのはイメージの問題だろうか。おかげで素性がわからず一回買いそびれた。 → さて,アルバム収録の「眠れる能」は最高の名曲なので,ガルパンファンならマストバイである。歌はDream RiserのChouCho。歌詞は西住みほの視点でTVアニメシリーズを振り返るものになっており,ChouChoの情感あふれる歌い方もあって,情景を思い出しながら聞くと感涙必至である。パチスロ版にこんな名曲が存在していたとは…… → タイトルの「眠れる能」は西住みほの闘争能のことであるが,彼女自身,大洗に来てからしばらくはよくわからない衝動に突き動かされて戦っていたんだろう。ひょっとすると,決勝まで自覚がないままだったのかもしれない。そうして出てきた言葉が「

  • nix in desertis:授時暦は“何の影響”を受けて成立したのか?

    受験世界史(高校世界史)の闇をほじくるシリーズ。 1.授時暦とは 「授時暦」は元朝で施行された暦で,郭守敬を中心とした科学者グループによって作成された。この授時暦の作成は,二つの理由から世界史上の特筆すべき事象とされる。 ・前近代の科学史において,最も精確な太陰太陽暦の一つであること。 ・イスラーム世界の天文学の影響を受けており,パックス=モンゴリカ下の東西交流を象徴する成果であること。 特に後者を理由に,高校世界史上でも郭守敬と授時暦は最重要項目となっている。センター試験でも出題されるし(そういえばいつぞやの出題ミスも授時暦絡みであった),各種私大・国公立大の二次試験でも出る。中でも東大は東西交流史を極めて好むため,驚くほど出題率が高い。何と2007・2011・2015年と近い間隔で,しかもそれぞれ論述の重要なファクターとして出題がある。 2.受験世界史参考書の記述の混乱 ところが,これ

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    shigak19 2016/04/09
    本来の「教科書調査官」のお仕事ってこういうことですよねえ、と文部科学省の半世紀に及ぶ悪しき伝統に一言言いたくなる良記事でした
  • nix in desertis:「初詣に細かなルールは無い」は目から鱗でした

    ・クルマ史上“最大級のスキャンダル”VWショックとその後(Blogos) → 全然情報が入ってこないなと思っていたら案の定。企業が大きすぎると経済への影響が大きすぎて潰せない,の最大版か。 → しかし,環境問題の国際会議の場での欧州の立場にはある程度影響あるのではないだろうか。そこでの武器になるくらいでないと,さすがに他地域の人間としてはやってられない。 ・冬コミ(C89)の評論・金融島での時限販売騒ぎ。(syncのにっきver3.0) ・コミックマーケット89 3日目(2015/12/31)評論・金融島・時限販売騒ぎ(Togetter) ・島中でも列を作るべき場合もある(今日の言わせれ) → 需要の予測ミス・島中配置が重なって起きた事故で,評論島だと珍しいけどコミケ全体ではよくある事だと思う。とはいえスタッフ側にこの需要を予測しろというのは無理がある話で,責められるところではないだろう。

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    shigak19 2016/04/04
    今後公共性のない兵器が税金で開発されることを防ぐためには、過去の兵器の公共性のなさを示すことも大いに意味を持つであろうとは/平和主義の軍事史研究者にも結構ミリオタが居るので館長候補者は多そう
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの(『乙女戦争』4巻)

    長くなったのでこれ単体で。 ・『乙女戦争』4巻。ペスト患者隔離,ヴィシェフラト城攻め,坑道作戦とその失敗,潜入作戦と二重包囲,ヴィシェフラト城前の戦い,陥落。 → ヴィシェフラト城はチェコ語で「高い城」の意味で,当時はプラハ城壁の南端に位置したが,現在は完全にプラハ市街の中にある。現在では著名人の墓地として有名で,スメタナやドヴォジャーク,カレル・チャペック,ミュシャ等の墓があるようだ。作中にある通りヴルタヴァ川に面しており,スメタナの『わが祖国』の第1曲の題名でもある。 → ところでヴィシェフラト(Vyšehrad)城に関しては表記が「ヴィシェフラ“ト”」と「ヴィシェフラ“ド”」の二種類あり,数の上ではどちらかというとヴィシェフラドが優勢のようだが,作ではヴィシェフラト,すなわち最後のdは濁らない表記で書かれている。チェコ語は「ドブリーデン」くらいしか知らないのだが,ざっくりググった感

  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2016 その3(その他)+おまけ「今年の気になった問題集」

    1.センター試験世界史B[試] <種別>審議不能(あるいは出題ミス) <問題>2 問3 下線部③に関連して(ヨーロッパ経済が世界的に拡大していく),次のグラフは1630年から1799年にかけて,オランダ・イギリス・フランスの3カ国において,アジアに航海するために艤装(航海に必要な装備を施すこと)された船舶の数を表したものである。このグラフから読み取れる内容について述べた下の文aとbの正誤の組合せとして正しいものを,下の①〜④のうちから一つ選べ。  12 a オランダの船舶数がピークを迎えたのは,七年戦争終結後である。 b フランスの東インド会社が再建される以前,同国の船舶数は,常にイギリスの半分以下である。 ① a−正 b−正 ② a−正 b−誤 ③ a−誤 b−正 ④ a−誤 b−誤 <解答解説> センター試験がグラフの問題を掲載したのは13年ぶりのことで,知識問題ばっかりで思考力を問

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    shigak19 2016/03/16
    とうとう駿台から命名された一橋シリーズ。中身的にはむしろ増田四郎っぽい主題かも/ホントにこの企画では名古屋大西洋古代史・東洋古代史の存在感て旧帝大随一になっている感が
  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2016 その2(早稲田大)

    18.早稲田大 文化構想学部 <種別>難問 <問題>2 設問3 下線部Cの街道(編註:アッピア街道)は,ローマ市とどこを結んでいたか。次のア〜エのなかから該当するものを一つ選び,マーク解答用紙の所定欄にマークしなさい。 ア マッシリア  イ メディオラヌム  ウ ブルンディシウム  エ ビザンティウム <解答解説> アとエはすぐに誤りとわかるが,イとウは難しい。用語集の表記は「南イタリア」なのでヒントにならない。資料集などにはアッピア街道の図が載っていて,それを見るとタレントゥムは載っていることが多いが,終着点は載っていない。正解はウのブルンディシウム(現ブリンディシ)である。イのメディオラヌムがミラノの旧名と知っていれば消去法でたどり着くが,いずれにせよ範囲外。ただ,ブルンディシウムもメディオラヌムも予備校の早慶専願向けの授業では触れられることがあるので,普通に解答できた受験生もそこそこ

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    shigak19 2016/03/13
    バイアスかもしれないけれど、近現代だとアメリカ史関連は鬼門だなあと改めて/国連の問題は「現加盟国」ではなく原加盟国の方で正誤を組めばそれなりに難しかったのでは
  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2016 その1(上智大・慶應大)

    今年の分もなんとか書き上がったので,お届けする。 ・収録の基準と分類 基準は例年とほぼ同じであるが,新課程になったので用語集の収録語・頻度が大きく変わった。その点は変更がある。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作題者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。 奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。 難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまったく不可能な問題。記事で言及する「受験世界史の範囲」は,「山川の『用語集』に頻度

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    shigak19 2016/03/13
    以前の兵器一覧はもはやエリア88だったし、ソ-フィン戦はまあガルパンだし、今回のロイズも(私にはallezvousさんのマスターキートンは盲点だったが)ゴルゴ13かルパン三世TVスペシャル辺りが出典じゃあるまいなという
  • nix in desertis:子から発するのか否か

    ・「地上の太陽」実現に一歩前進、熱核融合実験炉「ヴェンデルシュタイン7-X」第1実験成功(ASCII.jp) → 実験結果に伍するくらい名前が仰々しいけど,ドイツだから仕方ないね。でも最後についてるXはドイツ語関係なく中二病臭しかしないので,そこまではドイツ語の責任ではない(謎の責任逃れ) → 極めてどうでもいいですが,この実験炉があるらしいグライフスヴァルトはバルト海に面する風光明媚な田舎の小都市です。海を挟んだ向かいにあるリューゲン島とともに豊かな自然をお楽しみください,と紹介されることが多い。ハンザ都市であったがその解散後はぱっとせず,三十年戦争で占領されてから1815年のウィーン議定書に至るまで残ってた,ドイツに存在した最後のスウェーデン領だったりもする。 → ドイツを代表する画家の一人のC.D.フリードリヒの出身地でもあるが,C.D.フリードリヒ観光に行った日人が,あまりのアピ

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    shigak19 2016/03/08
    リューゲン島ってどっかで聞いたと思ったら、ブラームスが交響曲第1番を書いてた頃に滞在したところで、彼の友人のビルロート博士の出身地か/将棋話だとA級とB級1組の-、のように意味は通じるが頻出ではない気が
  • nix in desertis:猫の目ヤニには注意しよう

    ・「やせ細った子を保護したら元気になってくれた、でも驚きはもう1つあって…もふもふだった!」(らばQ) → 成長した姿が非常にモフモフでよろしいんだけど,目に後遺症が残っているのが若干痛ましい。栄養失調になるとまず目ヤニがすごいことになって結膜炎を発症する。だから捨てを拾うと目にダメージが蓄積していることが多い。このも結膜炎の跡が残ってしまっている。 ・研究不正を内部告発した教授らに大学が解雇処分の判断(warbler’s diary) → 岡山大学医学部の教授が,研究不正を内部告発したところ,解雇にあったという事件。あの小保方さんの後に研究不正で,内部告発を保護されない,それどころか一方的に解雇,と何重にも問題点が。 → 言うまでもなく大問題だと思うのだけど,今ひとつ,はてな以外では盛り上がっている様子が無い気が。STAP細胞クラスの何かが無いと,関心が向かないということなんだ

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    shigak19 2016/03/07
    関心の低さ+科学部記者やサイエンスライターはさすがに大学広報から出禁になる真似はしないだろうし、警察絡まないので社会部も取材力が落ちそう/『TAXI2』は「ニンジャ」よりも「コンニショワ」の印象が強い
  • nix in desertis:入試問題の地図もひどいのたくさんありますしね

    仕事忙しすぎていろいろ放置してたけど,ちょっと目処が立ってきたので復旧しよう。 ・おいしい紅茶抽出飽和砂糖水溶液の作り方(なんたらかんたら) → 甘党で紅茶好きのワイでもさすがに引くレベル。でも,けっこう作ってみたいという音もある。……少なくとも,倒れても仕事に差し支えない時期にしよう。覚えてたら。 → 緑茶版やコーヒー版も見てみたい気もする。なお,コーヒーについては ・【致死量】一瓶まるごとインスタントコーヒー飲んだ(TuiTui) → こんなのもあった。砂糖の側が度を越してる分には即死はないが,カフェインの側が度を越してたら死にます。はい。 近藤暁夫. 中学校社会科歴史的・公民的分野教科書の掲載地図にみられる初歩的な誤りに関する報告 [PDF] → 以前から言われていた中学社会科教科書の地図がひどい,という話の地理プロパーによる格的な調査。当にひどかったという。 → 他の教科書会

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    shigak19 2016/02/18
    つくる会系は以前から東欧関係はダメダメで、確か第一次世界大戦後の新興独立国にルーマニアを混ぜて歴史学研究会のサイトの批判文で淡々と言及されちゃってた。それではバルカン戦争のバの字も出ない世界史だけれど
  • nix in desertis:第四次大洗巡礼記

    Q.また行ってきたの? A.またです。 今回の旅の目的は4つ。 1.劇場版登場キャラや,マイナーなキャラのパネルが増えたので,これを撮影に行く。(アンツィオまでの101体は制覇しているので,ここで未達成になるのは寂しい) 2.既存キャラのパネルも,老朽化が進んだため,新しいものが設置されたとのことを聞いたので,これを確認し,主要なキャラは撮影に行く。 3.一昨年べて絶品だった,あんこう鍋を再度べに行く。 (4.初めて大洗に行くという友人二人の案内。) 以下,ミッション別に。写真多め注意。言うまでもなく,劇場版ネタバレ有。 1.新キャラのパネル・新スポット 劇場版登場の新キャラの代表的なところでまず, ローズヒップさん。マリンタワー2階のガルパン喫茶にいる。マリンタワーは3階建てであり,エントランスの1階,ガルパン喫茶の2階(地上50m超),展望台の3階(60m)しかない。2階のガルパン

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    shigak19 2016/02/10
    劇場版公開中とはいえ行事が無くても相変わらず凄いことになっているなあ/放送部は10話の各隊隊長登場シーンの直前で何となく覚えていたけれど、船舶科はさすがに7話の艦内探検でのエイラ声のモブしか覚えがない
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの(『ダンジョン飯』他)

    冬コミの戦利品によって停滞していた。 ・『ダンジョン飯』1・2巻。世評に負けて買った感あるが,実際に世評通りの抜群の面白さだったので負けて正解だった。テンプレ化(スタンダード化)したファンタジー世界に,現実的な理屈を導入して再度差異化するという手法自体は昨今よく見られるもので,目新しさは無い。目新しさが無いからこそ世評に負けるまで買わなかった。しかし,作はその手法を最大限よく活かしている。「モンスターをう人はスタンダード化されたファンタジー世界においても,“やっぱり”変な人」という二重のねじれが作の旨味であると思う。 → 出てくる料理自体もそうで,素材はひどいのに完成した料理の見た目はまともという。1巻7話の動く鎧,さすがにまともな料理にならないだろいうというか可部どこだよ,と読者が思い始めたところで,まさかの牡蠣だったというオチはお見事としか言いようがない。私はここで名作認定をし

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    shigak19 2016/01/31
    吸血鬼漫画の系譜って、『ポーの一族』は別格としても、修論の主題に良さそうなぐらいジャンルとしての存在感が大きいように思われるのはどうしてなんだろうなあと読みながらふと思ったのだった
  • nix in desertis:C89参加記録

    12/25 仕事納め。 12/26 部屋の大掃除に取りかかる予定が爆睡し,起きたらお昼過ぎであったため,あきらめてコミケのサークルチェックに勤しむ。夜中に大学の友人たちとの忘年会。 12/27 そこそこに起床して今度こそ大掃除にとりかかるも,終わらず。タイムアップで移動し,午後から今度は高校の友人たちとカラオケ。ここで頬付(@hoozuki37)と合流。アイマス曲を中心に。気で『細氷』を歌ったところ,「この曲だけやけに上手い」と評される。『眠り姫』もそうだが,千早曲はオクターブ下げるとなんとなく歌いやすいのだけれど,多分自分だけだろう。 夕方に高校の友人たちと分かれて移動,頬付とともにFTTHさん(@FTTH)・実物さん(id:bullet)とオフ会。話題は多岐にわたったが,なんだかんだで漫画の話が一番長かった気がする。「景浦安武が大活躍することと,現実の通りにペナントレースが進むことを

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    shigak19 2016/01/08
    何時になるか分からないけれど、やがて漫画史研究にも東京の地域社会史研究にも、「コミックマーケット」史が不可欠になった時には史料になるんだろうなあ、という非参加者的な反応/最後に巧妙な提督発見器が
  • nix in desertis:歴史漫画の名作は無数にあるから難しいよね

    ・東方はサブカルアングラ層が支えて大きくなったか(2ch東方スレ観測所) → 実際,今の東方界隈は新参の流入が多い割には,非常に落ち着いていると思う。理由は挙がっているとおり,古参側の事情として,歴史が長くなってきて新参・古参の区別をつける意味があまりなくなり,過去の新参たたきに対する反省があること。神主が新参たたきをとがめる態度だったのも,確かに影響ありそう。「輝の頃に少し人口減った影響で来る者は拒まない空気ができたのは怪我の功名だと思う 右肩上がり一直線だったらたぶんここまで平和にはならなかった」も多分ある。 → 一方で新参側の事情として,昔よりも東方を特権化して暴れる人は確実に減ったと思う。あと原作未プレイに対する寛容度も上がったと思うが,これも「二次創作ひっくるめて東方」「できれば原作やってほしいけどね」と神主が随所で発言している成果かな。 ・「ヒトラーを支持したドイツ国民」ロバー

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    shigak19 2016/01/04
    家栽の人もHOTELも柳沢教授もキャプテンも萩尾望都も竹宮恵子も、良いんだけれど「学習漫画」として語らんでもと思いつつも、池田理代子は確かに外せない/スーツ、ホルスター在ってもワルサー入れたら破れそうだなあと
  • nix in desertis:2015年自薦記事10選

    昨年の。それぞれに読み返した感想とか裏話とかをつけておいた。それではみなさんよいお年を。私はコミケ頑張ってきます。 1.2015年度センター試験地歴の「やらかし」について(1/18) → 物事がいろいろ終わった2,3ヶ月経過した後,周囲の状況を鑑みつつ言及するスタイルの自分としては,極めて速報性にこだわったという点で珍しい記事。これはさすがにセンター試験後即日じゃないと意味が無いとは思った。ジョン=ケイ(紡績機)は,私自身ほとんど知らない人物だったので,急いで東大図書館に駆け込んで,近代イギリス史や科学技術史の棚と長いことにらめっこして書かれた記事だったりする。ちなみに,今年で一番はてブが伸びた記事でもある。 2.受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2015(3/12-15) → これは毎年恒例で。恒例すぎるのでちょっと選ぶのを躊躇する気持ちがなくはなかったが,そうは言っても看板企画では

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    shigak19 2015/12/31
    「自薦記事」の実践。『がっこうぐらし!』という作品自体を完全に見落としていた。
  • nix in desertis:地中海の黄金伝説展

    西美の地中海の黄金伝説展。ややコンセプトがわかりづらいが,古代地中海文明に見られる金細工の数々を並べた展覧会である。したがってスタートはエジプトでゴールはローマ……と思いきや,スタートはなんとトラキア(現ブルガリア)である。展の目玉その1,黒海沿岸に栄えた古代トラキア文明である。キートン先生が泣いて喜びそうな話だが,実はこのトラキア文明を代表する遺物「ヴァルチトラン遺宝」の発見は1925年頃のことであるから,『MASTERキートン』よりも随分前のことである。 じゃあ浦沢直樹が見落としたのかというと,そうではない。トラキアの遺跡はヴァルチトラン遺宝以外にも他にもいくつか見つかっていて,どうやら一定の文明があったことは確からしい。中には紀元前6000年頃と推定されているものもあり,これが事実ならメソポタミア文明に比肩して古い(どころか金細工に限れば完全に世界最古である)。しかし,発掘された物

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    shigak19 2015/12/27
    しまった、masterキートンネタが含まれているとは思わないでタイトルだけで通過してしまった/ビジュアル版世界の歴史の『ヨーロッパの出現』辺りを読んで、キートン先生ケルトにも興味ありそうなのにと思ったことが
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの(『乙女戦争』他)

    『乙女戦争』1巻。フス戦争が舞台の歴史漫画である。主人公はフス派の少女(シャールカ)で,しょっぱなから家族はおろか自分以外の村人全員が異端狩りで殺害され,自分も強姦されるという不幸すぎる始まり方をする。村から脱出して道を歩いていたところで,ヤン・ジシュカとその傭兵団に出会い,フス戦争の開戦とともに少女の物語も動き出していく。1巻はその出会いから,ヴィトコフ丘の戦い前まで。残念ながら,物語開始時点で第一次窓外放擲事件は終わっているので,作での描写は無い。 → フス戦争なので主要な対立軸の一つは信仰の問題になるが,必ずしもカトリック側が悪,フス派(ターボル派)が善としては描かれていない。ヤン・ジシュカからしてちっとも信仰を持っていないのだが,その彼がなぜにターボル派の事実上の頭領に成り上がったのか。大方の予想が着くように狂信的な信仰心の“悪用”にあるのだが,その辺は2巻以降で描写されている。

    shigak19
    shigak19 2015/12/26
    別のサイトで紹介は読んでいたのだけれど、しかしこの表紙でそういう物語なのですかうーむ/ああそういえば、『わが祖国』の第3曲も女達の戦いがモチーフだったけれど、あっちの「シャールカ」とは無関係なのかしら