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ブックマーク / nix-in-desertis.blog.jp (248)

  • nix in desertis:『高慢と偏見とゾンビ』

    イギリスの傑作古典小説『高慢と偏見』になぜかゾンビをつっこむという,どう考えても作者の頭がどうかしているパロディ(マッシュアップ)小説映画化。原作の『高慢と偏見』が好きだったし,どうB級映画化したのかが気になったので見に行ったら,予想通りの面白さであった。 ストーリーの基ラインは『高慢と偏見』の通り……と言いたいところだが,ゾンビが混入されているせいで後半は大きく捻じ曲げられていくことになる。というか前半も,筋から外れていないだけで,原作では優雅なお茶会で姉妹が語り合うシーンがカンフーの修行しながら語り合うシーンに変わっているし,何よりダーシーが高慢さを捨ててリジーに愛を告白する(が,リジーの偏見により振られる)という原作屈指の名シーンもなぜかカンフーバトルになるというぶっ壊し具合で(私が見た劇場はここで観衆一同大爆笑であった),この映画最大の“加害者”はゾンビというよりカンフーだっ

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    shigak19 2016/10/08
    『高慢と偏見』も積読。『ユー・ガット・メール』でメグ・ライアン演じるケリーの愛読書なんだけれど、薦められて読むトム・ハンクス演じるジョー・フォックスの退屈そうな表情が良かったんで試してみたいんだけれど
  • nix in desertis:関西周辺部領土問題

    ・中部地方離脱問う条例案、7月にも提出 三重(虚構新聞) → この虚構新聞の記事は失敗記事で,マジレスすると,三重県は「東海地方」(あるいは名古屋経済圏)ではあるが,「中部地方」には元から入ってないと思う。要するに関西(近畿)地方・中部地方で括る時は関西地方になり,経済圏で区切るなら大阪経済圏ではなく名古屋経済圏になる,ということなのだろう。もっとも,当に名古屋経済圏に組み込まれているのは北勢だけのような感覚も。志摩スペイン村からして近鉄資では。 → なお,この問題を語る際にめんどくさいのが,静岡県の扱いで,三重県を入れて東海地方を呼ぶ時には入っておらず,逆に静岡県・愛知県・岐阜県を指して東海地方と呼ぶ際には,三重県が入っていないことが多い。三重県・愛知県・岐阜県・静岡県をひっくるめて東海地方を呼ぶ事例は見たことがない気がする。これは,地理的に言えば静岡県を外すのは問題がある一方で,経

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    shigak19 2016/09/24
    国立大学など「中部」でない珍しい例かも→http://www.sssj.jimu.nagoya-u.ac.jp/とかhttp://www.nul.nagoya-u.ac.jp/tokai/とか ま北陸、北陸信越の方が強固で岐阜を無理やり入れた感は/日高晤郎は一時期洋画吹替えやってたんで知ってたり
  • nix in desertis:今年はVR元年らしいですよ

    ・「きのこの山」より「たけのこの里」の方が圧倒的に人気 社員が明かす(ライブドアニュース) → きのこ・たけのこ戦争自体にはさして興味がない(どちらの派閥でもない)のだけれど,売上で見るとたけのこの圧勝というのは納得感が強い。チョコをべたければきのこ,スナックの部分も含めて楽しみたければたけのこということにはなるのだろうが,たけのこの味の方が一般受けは強かろうなと思うので。その意味で,「(たけのこの里の方が)優秀じゃないですか。チョコは少ないのに売れてて」というツッコミは微妙かも。 ・小学校でシャーペンが禁止されている理由と、誰が禁止していたのかを調べてみた( ネタりか) → 確かにうちの小学校も禁止されていた。小学校は引っ越しの関係でいくつか経験したが,どこでも禁止されていたので地域性ではないらしい。理由は筆圧だった。小学生は筆圧が強かったり弱かったりする子が多いので,強いとポキポキ折

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    shigak19 2016/09/19
    「今年の早慶上智世界史の難問・奇問はイギリス史とヨーロッパ統合史が危ない」確かにあの辺りは複雑なので難問作り易そうな反面、何を聞きたいのか明確に指定しないと墓穴を掘りそうな
  • nix in desertis:飼い犬猫の話は本当に気が滅入る

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    shigak19 2016/09/18
    世界史教育だと教皇・十字軍とか宗教改革で、宗教と権力と暴力との関係って結構大きな文脈の割に、日本史教育の僧兵って一揆に比べて真正面からは扱われない気が/昔将棋棋士の内藤・芹沢は二日酔いに良いとポカリを
  • nix in desertis:イスラーム型の民主主義は成立しうるか

    ・中東で民主主義が定着しない「当の理由」 〜イスラームをめぐる2つの問題について(賢者の知恵 | 現代ビジネス) 私の中の問題意識にありつつ案外と他の人が指摘している場面を見ないので,この記事で指摘されているのを読んでちょっと驚いてしまった。近代ヨーロッパの発明とは民主主義と自由主義(基的人権の擁護)は両輪であって,片方が欠ければ長期的には腐敗するということではなかったか。啓蒙専制や自由主義的専制は,夢はあれど時代の徒花であろう。 そして,イスラーム教という宗教自体に民主化を阻害する要因があるのではなく,社会の世俗化がなされていないことが大きな要因である,という記事の主張には同意する。基的人権が守られるには明確な政教分離とまではいかなくとも,人権と宗教的価値が衝突した時に人権が優先されるという社会の風潮は最低限必要で,それが達成される程度には世俗化が必要不可欠になろう。イスラーム的

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    shigak19 2016/08/28
    宗教-世俗という問題は、大衆化・大衆社会という問題とどう絡むのかなあ
  • nix in desertis:『シン・ゴジラ』感想

    もはや言い尽くされているので,2点だけに絞って素直な感想を書いておく。 まず,作は「巧妙に脱色された透明かつ健全なナショナリズムを非常に喚起される映画」だと思った。偽悪的な書き方をしたのでこう書くとめちゃくちゃけなしているように読めるが,実際のところは正反対で,これは私的に最大限の賛辞である。何より,ナショナリズムというものを巧妙に脱色することが難しい。スポーツにおけるナショナルチームの活躍・応援や大規模な自然災害に対する復興がこれに近いものがあるが,前者は興味が無い国民を阻害する点で必ずしも規模が大きくなく,実際に戦うのは数人から十数人のプレーヤーにすぎない。後者は明確な敵がいない。すると侵略してきた宇宙人か(これは『インディペンデンス・デイ』だ),怪獣あたりが妥当な線になる。もっとも,宇宙人の場合は一国じゃなくて世界で団結しろよ,という話になりかねない。 ゆえにゴジラを出すならこれは

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    shigak19 2016/08/22
    (以下バレ)あの色への着目/ゴジラファンからの称賛も読むと、明らかに『帰ってきたウルトラマン』リスペクトもあるので「庵野秀明をゴジラシリーズに取られてしまった」というセクショナリズム的感想も浮かびます
  • nix in desertis:C90参加記録

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    shigak19 2016/08/18
    即売会で人が群がっている列は後回しにする私からすると、相変わらず何とも別世界
  • nix in desertis:ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち

    国立新美術館のヴェネツィア・ルネサンス展に行ってきた。ほとんどの作品がアカデミア美術館から借りてきたものである。ヴェネツィアと言えばフィレンツェ・ローマと並ぶルネサンスの重要都市であり,ほとんどの美術史の一般書ではきっちりとそう説明されているにもかかわらず,なぜだか高校世界史では完全にスルーされるという不可解さがある。その関係で,高校世界史はちゃんとやったけど美術には興味が無いという人にとっては,極めて影が薄いということになっているのではないか。 よく言われるのは,フィレンツェ派は描写の正確性を重視したのに対し,ヴェネツィア派は色彩を重視したということである。実際にヴェネツィア派の作品は非常に色彩豊かであり,鮮やかな彩りを持っている。代表的な画家は3つの時期に分かれて整理されていて,ジェンティーレとジョヴァンニのベッリーニ兄弟から始まる初期,ジョルジョーネとティツィアーノがいる黄金期,そし

  • nix in desertis:クーケルシュライハー

    ドイツ政府は「ドイツ語をもっとたくさんの人に学んでほしい」とドイツ語学習の促進を課題に掲げています。(facebook) → ドイツ大使館のエイプリルフール企画。確かにドイツ語は濁点が多すぎる,発音が何か汚いとは言われがちで,じゃあ濁点を消せばいいのではないかという発想は日語的センスでおもしろい。しかし,濁点の多さこそが中二病感の源泉ではあってもったいないな,というマジレスも思わずしてしまいそうだ。 → ちなみにドイツ語発音でよくネタにされるフォルクスワーゲン(Volkswagen)だが,標準的なドイツ語の発音に則るならフォルクスヴァーゲンになるというのはけっこう有名な話である(ただしforvo何かでも確認できる通り話者によってはワに近く聞こえる)。しかし,このエイプリルフール企画に則ればフォルクスワーゲンでおかしくなくなるぞ……!(ゲは見なかったことにしたい) あとこれ, >これまで

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    shigak19 2016/07/16
    確かにあの助詞や女性名詞は関門だったし実際正書法の改訂もあったりしたけれど、一方であの発音と語感は初心者にも魅力的だったので会話やリスニング的にはどんなものかなあと。ワーグナーの歌詞で濁音なしでは
  • nix in desertis:2016参院選雑感

    ざっくりと。 [全体として] 予想通りすぎて何ともコメントしがたい,というコメントを残しておきたい。 [東京都選挙区について] 個人的には満足した結果。表現規制反対の立場から言えば民進党の蓮舫・小川敏夫ご両名,共産党の山添拓氏が通ってくれれば一番良い展開で,その通りになったからである。蓮舫はほっといても受かりそうな気がして,山添拓氏と小川敏夫氏で相当に迷って,まあどっちに投票したかはあえて伏せておこう。民進党の表現規制に対する態度は,枝野がこう言ってるなら(Togetter中段小川敏夫の項),それを信用しようかなと。 [山田太郎氏について] 何か私が熱烈な支持者だと勘違いしている人もいるようだが,それへの反論を含めて私の投票行動の方針と,山田太郎氏周辺の言論について書いておく。確かに私のアイデンティティはどちらかというと右派だが,単純に立憲君主制支持,国旗・国歌は現状のものでよい,思考基盤

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    shigak19 2016/07/13
    東京の民進2、共産1に対して、金子落選は良いとして三原じゅん子トップの上ブラック労働批判の共産が落ちた神奈川、どこで差がついたのか/山田太郎は維新への入党騒動は、右寄りに見える勿体ない行動だった
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの

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    shigak19 2016/07/01
    「ともかく数を増やしたデレマスと,固定された初期メンバーを深く掘り下げていくミリマスの違い」
  • nix in desertis:教科書は意外といろいろ書いてあるのよ

    ・怒る関経連「なぜ一地裁の裁判官が」 高浜原発差し止め(朝日新聞) → 自分は別に反原発でもないし,この裁判の内容を知っているわけでもないが,「そりゃ三権分立で,これは司法の判断だからだよ」としか言えない。あるいは,おそらく権威主義であるので,最高裁判所の判断ならこの人達も納得するのかもしれないが,それならそれで「三審制って知ってますか」という話になる。さっさと控訴・上告すればいいのでは。(追記)「原発差止は訴訟上の判決ではなく保全手続上の仮処分なので、控訴上告ではなく保全異議保全抗告です」というご指摘があった。これは筆が滑ってました。 → 下手したら,地裁とは地方のことを裁く裁判所と勘違いしている可能性があり,それで「国のエネルギー政策」に地方裁判所の裁判官が判断を下すな,と言っているのかもしれない。そうだとするとより救いがたい。ただ,こういう勘違いは世の中案外と多くて,偉い人,ご年配の

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    shigak19 2016/06/26
    しかしそれにしても裁判の基本を知らずに経営ができるのかしら、今の「民間企業では」/実は中学校教科書より前の学習漫画に載ってたり、ということは確かに偶にある
  • nix in desertis:書評:『ルワンダ中央銀行総裁日記』服部正也著,中公新書

    書はインターネットで話題となり,再販された。私もご多分に漏れず,このTogetterがきっかけだ。 ・「まるで異世界召喚」「内政チートや」…名著「ルワンダ中央銀行総裁日記」は「ライトノベル的に面白い」という切り口に反響(Togetter) ここでの紹介はリアル世界で当に起きてしまった内政チート,という雰囲気だ。確かに,第二次世界大戦後の主権国家というものを急に“押し付けられ”,知識も技術も経済力もないが対応していかなくてはいけないアフリカ内陸の小国という究極の状況である。主人公が異世界に飛ばされたのではなく,異世界の側が現代世界に接続してしまったという方が近い。そしてまた,服部正也氏が極めて内政チートの主人公にふさわしい人物であった。内政チート物の(とりわけ異世界物)で指摘される主人公の不自然さをことごとく否定できてしまう。 ・ぽっと出の主人公(現代人)がいきなり内政を自由にできる高官

  • nix in desertis:書評:『まなざしのレッスン2』三浦篤著,東京大学出版会

    書は大学の学部生向けに書かれた西洋美術史学入門書『まなざしのレッスン』の続編である。1巻は私の知りうる限り最優秀の美術史学入門書である。「西洋美術は一種のパズルである」ことを示し,なぜ絵画を見るためには知識が必要なのかを説き,絵画に関する基礎知識について概説している。そこに趣味としての美術鑑賞の,学問としての美術史学の入り口が用意されているのである。入門書であるので平易な語り口であり,また読む上で必要な知識を極力減らしてあり,大学入りたての文系大学生や,西洋美術というものに疑問を持つ社会人がいかにもいだきそうな疑問にちょうどよく答える名著であった。その意味では必ずしも美術史学を専攻する予定の学生の入門書というより,入門する気のない人たちにとっての方が好都合なだったとさえ言えるかもしれない。知識を覚えるためのではなくて,「なぜ知識を覚える必要があるのか」という説明の方に徹底しているから

    shigak19
    shigak19 2016/06/18
    ここまで激賞されているのに、年数が掛かっているとはいえ例えば1巻の大学図書館所蔵が260館なのに2巻が143館止まりなのは惜しい
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの(ガルパン関係)

    ・『ガールズ&パンツァー リボンの武者』4巻。竪琴高校編,黒森峰参戦。 → ビルマだからって竪琴とはネタが古すぎるのではw……まさにガルパン“おじさん”案件である。 → 次巻,黒森峰戦になるようだが,エリカの死亡フラグが乱立している……気負いすぎ,西住姉妹しか見ていない,というかみほが大洗に行ってから軍神化していて焦っている,と。エリカさん,さりげなく「あなたが黒森峰からいなくなって以来――私はより肩肘をはって生きてきた」と言っているので,あの性格はやはりみほがいなくなってから余計にとんがったっぽい。そして,これもさりげなく,作の時系列が劇場版よりも後であることが判明した。 → 引き続き,1・2巻の頃に比べると作画が危うい。うーん。後半は比較的直ってる気もするので,次巻に期待。 ・『ガールズ&パンツァー リトルアーミーⅡ』2・3巻(完結)。 → 何か今ひとつ盛り上がらないまま完結してしま

  • nix in desertis:書評:『三国志』宮城谷昌光著,文春文庫

    実はとうの昔に読み終わっていたのだけれど,書評を書くタイミングを逃したままここまで来てしまった。なにせ7・8巻の書評が3年前である。このまま9〜12巻は書評無しでもいいかとも思ったが,しかし12巻通した総評くらいは書かないと踏ん切りがつかなかったので,短くまとめておく。 しかし,3年経ったからこそ書けることもある。書の世評が落ち着いているということである。書の世評は毀誉褒貶なのだけれども,宮城谷昌光らしさという点では及第点であるが,三国志ファンの視点からすると物足りない作品とも言えるかもしれない。以下の3つの記事・Togetterは,当時の三国志ファン界隈の雰囲気が非常によくわかるものになっている。あえて言えばTogetterだけでも十分かもしれない。 ・三国文化のバトンを持たずに疾走した有能なランナー宮城谷氏について(Togetter) ・『三国志読』の感想ツイート(いつか書きたい

  • nix in desertis:いつの間にか知っている知識ってある

    ・この小学生の算数の問題成り立ってる? 展開図の解答をめぐって大人も大紛糾(Togetter) → これは犬と書かれた理論ですわwwwwww。小学校の教材で見るとは思わなかった。 → ぶっちゃけて言うと,どう見ても業者の教材なので,誰かが電凸したら「ミスでしたすいません」で終わるような気も。 ・娘を、プリキュアにするために就くべき職業2016(プリキュアの数字ブログ) → そもそもこれだけ親がクローズアップされるアニメシリーズ自体が珍しい気も。その意味で,ネタに見えて非常におもしろい調査だと思う。 → 王族とクリエイティブ職が多そうだとは思ってたけど,意外と飲業が多くて驚いた。自営業と合わせて話を作りやすいからかな。逆に研究職と芸能人と医者が意外と少ない。この辺はインパクトありすぎて話がそちらに寄りすぎてしまうので,数シリーズに一人ずつくらいしか出せなさそう。主役はあくまで娘たちなので

    shigak19
    shigak19 2016/06/11
    本人に本好きや作家志望が居るせいか、出版関係も意外にいないのと、改めてこういう創作モノでは文献史学に比べて考古学強いんだなあと/存外日本史でも一般書の方で見る印象(授業では単に最後の皇帝溥儀とか)
  • nix in desertis:ひっかけ問題にも良い悪いがあり

    shigak19
    shigak19 2016/06/02
    そんなインテリゲンツィア揃いのカフェはもはやメイドカフェじゃなくて単なるサロンでは/しかし「修士(図書館情報学)」って、出している大学が2つぐらいしか浮かばない何ともレアな分野まで…
  • nix in desertis:入試にもユーモアがあってもよい

  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの(『ひとはけの虹』等)

    ・『ひとはけの虹』1巻。Cuvieが西洋美術史をテーマに描いている漫画で,とりあえず美術史だから買ってみたという。 → 物語の筋としては,時空を超えて旅をする謎の青年が,「ひとはけ」塗れば「虹色」に輝く顔料となる伝説の鉱石オリハルコンを持って,各時代・地域に散らばる画家たちに渡し歩く―――その先々で名画にまつわる不思議な事件が起きる,というもの。一応の主人公は立っているが,実質的には西洋美術史にまつわる短編集である。 → なお,1・2話は逸名の画家を登場させているが,3話で方針転換してカラヴァッジョを出しており,以後は有名な画家たち(ベラスケス,ミレイ,ウォルター・シッカート)の名前をはっきり出している。また,カラヴァッジョの章の主人公は同時代のローマの逸名画家であり,4話の主人公は終始「ディエゴ」と呼ばれていて,直接ベラスケスと呼称するのを避けている。そういえば,作中で登場するジャン・エ

    shigak19
    shigak19 2016/05/04
    『絢爛たるグランドセーヌ』の方がちょっと気になっていた身としてはちょっと参考になる/しかしベラスケスが出てくるって世界史関連の漫画のテーマ選びは渋すぎるなあと