宮城県産や岩手県産のコメを、秋田県産と偽って販売したとして、京都府は4日、京都市左京区の米加工販売業「近江屋米穀店」に対し、文書による改善指示を行った。 府によると、同店は平成24年10月~25年2月、「宮城産ひとめぼれ」「岩手産ひとめぼれ」「岩手水沢産ひとめぼれ」の3種類を、「秋田県産あきたこまち」と偽り、5キロ入り95袋計475キロを販売していたという。 本物の「秋田県産あきたこまち」を販売していたところ、複数の客から「まずい」との苦情があり、産地と品種の違うコメを「秋田県産あきたこまち」として販売するようになったと説明しているという。 店主は「客からクレームがあり、自分がおいしいと思うコメを入れるようになった。表示に対する認識が甘かった」と話しているという。 農林水産省によるコメのDNA検査で偽装が判明、府が調査を行っていた。【衝撃事件の核心】“犯罪の温床” 潜入!偽装ラブホの実態と