体の色が左右で異なるイセエビが三重県御浜町で水揚げされた。 右半分が黒褐色、左半分が赤褐色で、鳥羽水族館飼育研究部の辻晴仁さん(29)は「体色がこれだけはっきりと2色に分かれたイセエビは報告例があまりなく、珍しい」と話した。 同町の漁師・東裕太さん(32)が先月27日、同町阿田和の約500メートル沖に仕掛けた網にかかっていた。妻みどりさん(27)が気付き、東さんがブログに写真を載せたところ「珍しい現象では」と知人から連絡があり、水槽で飼育している。近く同水族館に寄贈する。 東さんは「今年のイセエビは不漁で水揚げ量は昨年の半分ほどだが、こんな珍しいのが捕れて驚いた」と語った。
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