「(期末に向け)さらに伸び率が鈍化する。成長を加速する材料はないのか」「(比較・購入サイトとしての)優位性が下がってはいないか」――。カカクコムの決算説明会では、アナリストから次々と厳しい質問が飛んだ。 2ケタ増益でも株価は低迷 2月2日に同社が発表した2016年4~12月期(第3四半期)決算は、売上高332億円(前年同期比11.7%増)、営業利益154億円(同12.3%増)というもの。高収益企業が多いネット業界の中でも、カカクコムのように2ケタの利益成長を続け、40%台後半という営業利益率を維持する企業は多くない。 にもかかわらず冒頭のような厳しい声が相次いだ理由は、カカクコムが同日、業績予想の見直しを発表したことにある。通期の業績見通しを売上高450億円(従来予想比30億円減額)、営業利益を210億円(同20億円減額)に下方修正したのだ。 これまで右肩上がりに成長してきた同社にとって、
「この作品こそ、今年のベストワン!!」「すばらしい!! 感動の涙が止まらない!!」などなど、11月12日の公開以来、絶賛の声が相次いでいる片渕須直監督のアニメ映画『この世界の片隅に』。今年は『君の名は。』『聲の形』とアニメ映画の傑作が続き、両作品とも作品的成功のみならず興行的にも成功を収めている。 『君の名は。』とともに“3Kアニメ”と呼ばれる感動作 『君の名は。』はスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』の興行収入304億円に続く、日本製アニメ映画史上第2位の200億円が確実視されており、『聲の形』も興収21億円を突破した。これら2本のヒット作とともに“3Kアニメ”と称される『この世界の片隅に』だが、こちらは大手映画会社が絡んでいないインディペンデント作品で、オープニングスクリーン数も64と先の2作とは比較にならない小規模のマーケットで公開された。だが『この世界の片隅に』は多くの観客から拍
運転中の全世界の原発は全部で443基。 そのうち日本にある原発は世界3位の42基。ですから小さな島国の日本1か国に世界の原発の約10%が集中していることになります。 ■原発世界地図 ランキングの次は原発の世界地図を詳しく見ていきましょう。これらはアメリカの国際原子力安全センター(INSC)が2005年に作成した地図です。整理しながら世界各地の原発事情を見ていきます。※2 まず地図上の赤い丸●はすべて原発です。原発の地域分布が偏っていることがわかります。 原発世界地図を緯度0度…つまり赤道の線を引き地球を上下2つに分けてみましょう。上は北半球。下は南半球です。 こうして見ると北半球に原発が集中していることがわかります。 そして北半球の中でも北アメリカ、ヨーロッパ、東アジアに原発過密地帯があることがわかります。 それでは日本を出発点として原発過密地帯の東アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど世界各
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