大手鉄鋼メーカー「神戸製鋼所」がアルミ製品や銅製品の一部で強度などのデータを改ざんしていた問題で、東京電力の福島第二原子力発電所に納入された交換用の配管でも寸法の記録が改ざんされていたことがわかりました。配管は未使用で、原発の安全性には問題はないということです。 データが改ざんされたのは長さ6メートル余りのアルミと銅の合金製の配管で、原子炉の点検の際に使う冷却設備の交換用に購入していたということです。 ただ、配管はいずれも発電所の倉庫に保管されて未使用だったため、東京電力では原発の安全性には問題はないとしています。 東京電力をはじめ電力各社はほかの発電所でも神戸製鋼の製品が使われていないか確認を進めています。
日本のカトリック教会が原発をめぐる思索を深めている。5年前にも即時廃止を呼びかけたが、11月11日に発表した司教団メッセージでは信仰の視点からの検討が厚みを増した。再稼働や原発輸出を進める政府も事実上批判している。 司教団は全国の司教(現在16人)の総意として教会の方向性を決める。2001年には、21世紀を迎えてのメッセージのなかで核エネルギーの問題に触れた。「その有効利用については、人間の限界をわきまえた英知と、細心の上に細心の注意を重ねる努力が必要でしょう」。代替エネルギーの開発を求めてはいるが、原発容認の内容だった。 しかし東日本大震災で、福島第一原発の事故が起きた。痛切な反省から11年のメッセージは、国内すべての原発の即時廃止を呼びかけた。ただ神学的な根拠としては、神から求められる生き方である「単純質素な生活様式」を選び直すべきだ、とする程度にとどまった。 その後も議論は続く。刺激
「原子力ムラ」VS「再稼働反対」――。この国の命運を決することになる新潟県知事選は、いよいよ16日が投開票日だ。 自公が推薦する前長岡市長の森民夫候補と共産・社民・自由(生活)が推薦する米山隆一候補の事実上の一騎打ちは、最後まで大接戦となっている。 泉田裕彦知事の突然の立候補取りやめを受け、ギリギリの出馬表明となった米山氏だったが、告示日以降、驚異的な追い上げを見せ、それに伴い、自主投票の民進党からも続々、国会議員が応援に駆け付けている。ついに14日は蓮舫代表までもが新潟入りし、「個人の判断」と言い訳しながらも街頭で米山氏と並んだ。 県民の6割が東電柏崎刈羽原発の再稼働に反対しているのだから、米山氏の支持が広がるのは当然なのだが、最終盤になって「期日前投票で米山が10ポイント先行した」という情報も流れ、焦る自民は党幹部を次々投入して業界団体の締め付けに躍起だ。〈赤旗を県庁に立たせてもいいの
A回答(参院選の候補者) 当面は必要だが、将来的には廃止すべきだ。 …という原発反対の有権者も原発推進の有権者も一票入れてくれ的な…玉虫色の回答を寄せた候補者は、すべて除外しました。 (原発は日本に)必要ない。 と簡潔に答えられない候補に脱原発は、無理です。 ただし例外として、玉虫色の回答を寄せた候補者の中でも別のアンケート(朝日新聞の五肢択一)の2つの質問で、原発の再稼働や存続に対してもっとも厳しい選択肢を選んだ山形県の舟山やすえ候補は今までの政治活動も含めて考慮し、脱原発に分類してあります。※2 それから、おまけとして野党統一候補者もご紹介しています。 野党統一の候補者には、玉虫色の回答を寄せた候補者も多いのですが、戦争法廃止と憲法改正阻止のために掲載しておきます。 それから新聞各社の選挙の情勢分析で、支持の広がっていない脱原発候補者と、支持の広がっている玉虫色の回答を寄せた候補者がい
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