11月5日は、国連が新たに定めた「世界津波の日」です。津波の日の由来となった故事が残る和歌山県広川町でも、津波を想定した避難訓練が行われました。 初めての「世界津波の日」の5日、広川町の小中学生が、当時築かれた堤防に土をまいて津波の犠牲者を悼みました。 このあと、南海トラフの巨大地震が発生し、大津波警報が出たという想定で避難訓練が行われ、町内のおよそ1000人が防災行政無線による呼びかけで、高台にある神社などに避難しました。 また、沿岸部を走るJR紀勢線では地震で列車が緊急停止したという想定で訓練が行われ、はしごを使って線路に降りた人たちが乗務員の誘導で最寄りの避難場所に避難しました。 広川町によりますと、今回の訓練では、参加者全員が想定される津波の到達時間よりも早く避難を終えたということです。 参加した小学6年生の男の子は「いつどんなときでも地震が起きたらどうするかを考えておきたい」と話
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