人文系ビデオゲーム研究の古典的な研究書である Jesper Juul, Half-Real (2005) の章ごとのざっくりな紹介です。 ちょっと入用でぱっと作ったものですが、せっかくなので公開しておきます。いまさら感あるけど(というか、日本でも比較的知られてるし読書会もいくつかされてるらしいわりに具体的な内容についての言及がなさすぎなのはなんなのか)。 「日本語で読ませろ」という人が続出すれば、どこかの出版社さんが翻訳をだしてくれる流れにならなくもないかもしれませんので(てきとう)、よろしくおねがいいたします。 以下まとめ。〔〕内は補足。 Preface 思い出話。 1. Introduction この本の基本的な構想(ビデオゲームに現実のルールと虚構世界という二面性を見たうえで、両者の関係を考える)の提示。 採用する大まかな理論的枠組みと扱う主題を示し、それぞれについて先行研究を軽く紹