スクウェア・エニックスで米国法人に勤務し、多数の海外のクリエイターと協業してきたという塩川洋介氏。日本・海外を問わず、"できる"クリエイターにはある共通点があると言います。 塩川氏は2009年から今年3月まで米国シアトルにある現地法人に勤務。シアトルだけでなく、各地のスタジオ(主に元アイドス)のクリエイターとの協業を通じて得た気付きを、「海外の“できる”クリエイターたちが大切にしている、たった1つのこと 〜日米両国でのディレクション経験を通じて得た、たくさんの気づき2014〜」と題する講演で紹介しました。 "できる"と感じられるクリエイターが大切にしているものはズバリ「こだわる」ということ。しかし、やみくもな「こだわり」ではなく、3つの観点が重要だと塩川氏は語りました。 ■ハイレベルゴール=上位の目標を意識する 1つ目は「ハイレベルゴール」(High Level Goal)という概