マトリックスの世界と人生論 1・序説 1-1 私の中で最も影響された映画は「マトリックス」(1999年9月11日日本公開)である。「CGを多用した斬新な映像で映画界に革命を起こしつつ、同時にメタファーや暗示に満ちたストーリーで信仰と哲学という奥深いテーマの表現も両立させた作品であり、ワイヤーアクションやバレットタイムなどのVFXも、話題となった。1999年のアカデミー賞では視覚効果賞、編集賞、音響賞、音響編集賞を受賞。」 いつか「マトリックスの世界観」を考察したいと思っていた。それは「勝手に日本改造論」では表現できない、自己の「人生観」が「マトリックス」が持つ「奥深いテーマ」を紐解いていくと見えてくるのではないかとの思いである。 緑色の文字記号「ソース」 「マトリックスの世界観」-1 仮想現実社会 モーフィアス「現実としか見えない夢を見たことがあるかネオ?」 ネオ 「まさか・・・・