今日の東浩紀の授業 大体6回目くらい? だれてきませんか? 僕はもうだれまくりです はてなダイアリーにアップしてくれてる人が居るので助かります 終わって5分くらいでアップされてる 大体誰だかわかってるけど - ある1つの時代の人間がその社会に対してどのようなイメージを持っているか 近代社会はピラミッド型の自己イメージを持っていた ポストモダンではそれが |○-○-○-○-| |______| こんな形になっている 社会自体がどうかという問題ではなく、 われわれが持っている自己イメージがツリー型とかそういう話 近代社会はThe 価値に向かっていく ポストモダンは価値中立的アーキテクチャが様々な価値をリスク管理 倫理的な正しさに影響を与える 冷静に考えてみれば若い男性というだけで社会にとってリスク 35歳妻子持ち 安全 25歳独身 危険 オウムを熱い熱すぎると思ったり 自分の人生を振り返っても
今日の東浩紀の授業 10分遅れ 迷ったのではなく普通に遅れた プロジェクターに出力するためのアダプタを探していた 講義に参加していた人間が提供 東工大生はやさしいですね、という - 京都SFフェスティバルに参加していたため体調が良くない 『動物化するポストモダン2』が今度出るのでその話をしていた 東工大生がどのくらい SF を読むのかわからないけれど… ポストモダンの話をするとサイバーパンクに出会う cybarnetics 機械も生物も社会体も全部一緒なんだという考え方 計算機科学にはそんなには影響を与えていない…? 1980年代に出てきた SF の大きな流れ 文学運動 ・ギブスン ・スターリング サイバーパンクという名称を付ける 批評家みたいな人 『ハッカーを追え』というノンフィクション 結構良い 原題 "Hacker Crackdown" ATT のコンピュータから何か盗む -> 訴訟
東浩紀が教室に来ない。 やっときた。 ポストモダン 25分遅刻。 30分ほど建物の中で迷っていた。 こんなダンジョンを乗り越えなければいけないなんて。 何が起きたのかと思った。 びっくり。 攻略サイトがないと厳しい。 授業とかやる気なくなる。 - ポストモダンの特徴3: 環境管理 つづき 近代社会 discipline しつけ ↓ control ドゥルーズ 『記号と事件』1990 福利厚生は壊れている おすすめは『ヤング島耕作』 侮れない 侮っていい 日本における会社というのが如何に人生丸抱えか良くわかる 何もかも会社が面倒をみる 労働者を1つのシステム、工場のなかに囲い込む 自営業 囲い込まれない危険人物 レギュラシオン学派 regulation Fordism という言葉をよく使う T型フォードのフォード きっちり割り当てられた仕事をやれば ちゃんと給料も払われ福利厚生もよい 会社に
今日の東浩紀の授業。 部屋が暑いのはノートPCのせいだろうか。 ポストモダンと情報社会: 授業1 駅で財布を落としたら おそらく東工大であろう人間が拾ってくれて 好感度アップ カバンにものを整理して入れるのが苦手 - ポストモダン(時代概念)と ポストモダニズム(文化思潮)は 別のものとして考えた方がいい というのは東の考え 1980s 日本型ポストモダニズム 1990s- 流行の終焉、運動の権威化、運動としては終わった 『郵便論的存在的』はそのぎりぎりの段階で出版 ■ソーカル事件 人文科学は取り残されていく 疑似科学のようになる 科学 人間が何を発見しようが 大文字の真実(The Truth)が自然の中にある K.Popper 科学とは反証可能性 人文系の科学にはそれがない でも遅れているというわけではなくて 人文系の科学は人間が人間について考える 例えば 最近いじめでどんどん人が死んで
東浩紀の授業に出ました。やはりそれなりにたくさん人が居ますね。後ろの方に座ってしまったので、おしゃべりをしているドキュンが多少います。というか真後ろにいて実にうざい。「彼女がどうの」などと喋っています。これは実にうざいですね! 「うるせーなー」と文句を言ったら静かになったというか教室から出ていったけれど、隣接していないドキュンは相変わらずおしゃべりを続けています。彼らに文句を伝えるのはなかなか難しいので、やはり真面目に授業を受けるなら前の方に座らないといけませんね。 ポストモダン概論 ドイツ観念論 精神分析 フロイト マルクス主義 言語学 ソシュール ↓ 戦後フランス すごくエリートのもの 密度の濃い言説 アメリカは大衆的 それぞれが変な形で混じる - 人物紹介 フロイト 割と役に立つ 夢分析 リビドー分析 とかではなくて重要なのは 神経生理学者 もっと流水学的?モデル 無意識が云々 ソシ
今年度最後の講義録です。来年からは自分もまとも社会人になるので、講義録をうpし続ける環境とモチヴェーションはないかもしれません。従って、はてなアンテナやRSSリーダの登録は外され、多くの人がこのブログの読者ではなくなるでしょう。でも頑張って生きる。 12分遅れ どうもこんにちは レポート提出の概要、 シンポジウムのチラシ、 今日使うプリント、 授業調査のアンケート用紙 をここに置く アンケート用紙は、あまりにも人数が少ないと僕は授業やってるのか?ということになるので、 授業取ってる人は書いてください 結構厳密 僕が回収してはいけないということになっている 藤田君に回収してもらう 今回の授業一体何をやってきたか この世界において、 みんなが共通して分かり合う公共性みたいな概念が、 如何に成立が難しいかと言う話を延々とやってきた それだけでは「ポストモダンと情報社会」というタイトルとしてはアレ
ようやく更新。もはや日記の日付に何の意味もありませんが! どうもあけましておめでとうございます 今年もよろしく 今年の授業が今日入れてあと2回しかない 今日が9日 16日がセンター試験の前日で休み 次が23日 30日はシンポジウムの振り替えでなくなる あと2回しかないことに授業の直前に気づいたので、 レポートの提出概要を配らなければならないがそれを忘れた 4000字くらい 2月の真ん中くらい 今期の授業は非常にイレギュラーなので、テーマは自由 あなたの考える現代社会と哲学 それさえ触れていれば、あらゆる点で自由 採点はちゃんとやる テーマに沿ったレポートはつまらないので自由に書いてください 100点とか1人くらいは出してる 参考文献とかくっ付けたりしてください レポートっぽく論理的っぽく 来週にもちゃんと告知する - 歴史認識問題で寄り道をしているうちに残り2回 まだ引っ張るのかと思うかも
…いないですね 良かった とても良かった 今日はちょっと大変風邪気味なので、マイクを付けさせてもらいます では授業を始めましょう 今日はプリントなどない 最近、大澤真幸さんと北田暁大さんの対談本『歴史の〈はじまり〉』を読んだ 非常に奇遇、面白い 歴史認識問題が第3章で問題になっている 今まで授業で喋っていた事とすごく似ている話をしている 歴史というのは相対的 歴史構築主義という立場 もともと左派 ナショナリズムは幻想なんだ そういう立場を利用して、良いヒストリーを作ろう、というのが90年代の日本 ストーリーなんだったら右翼の輝かしい物語で良いじゃないか それに対して更に左翼が批判しなければならない状態 昔みたいな歴史構築主義ではダメだ 全ては物語だ、という立場 いやいやいや、という立場 この対立 2000年代の頭くらいにあった 『靖国問題』で有名な高橋哲哉さん 『歴史/修正主義』という本の
さて なぜこんなことになってしまったのか僕もさっぱりわからない 来週とかにひきずらなければいいけど まあやりましょうか 結局この授業で何を言い続けているのか 公的なものと私的なものの境界 政治的なものと非政治的なものの境界 そういう境界がポストモダンにおいてはどういうふうになるのか 『リアルのゆくえ』が出発点 僕と大塚さんは話が合わない 公共性をどう捉えるかというところ 大塚さんはある信念を持って人々を啓蒙する 自分は正しいと思っていることを人に伝わると信じて言う それが公共的 僕はそうではない さまざまな意見がぶつかり合う 公共的というのは、ある特定の意見を言うことではない ある特定の意見がヘゲモニーを握らない 絶対的な真実が無いまま議論が続く それが公共性 大塚さんはそれはシニシズムだという 自分が正しいと信じることを人に言えないのであれば、 それは公共的でもないし、そんな奴は批評家で
どうも 授業を始めます 例によってプリントを待っている 今日はちょっとプリントが多く時間がかかるので雑談もしない 本当は今ドゥルーズの「管理社会について」の一部を読んでいることになっていた しかし予定を変更して、 ブログとかで問題になっていると風の噂で聞いた歴史修正主義その他に関して話す 例外版 「ポストモダンと情報社会」とは関係ない 基本的に僕が展開している主張はきわめてシンプル まず第一に僕の立場を明確にすると、 私的には南京事件はあったと思う 南京事件はこの際例に過ぎない、なんでもいい 数十万ではないだろうけど、数万規模であったと思う 専門家でもないのでこれ以上は言及しない ブログを見てもぐっている人居る? …居ない なら構いません 二番目 公的な信念としては、こう思う 1、 南京虐殺があると断言する人 ないと断言する人 かなりのボリュームでいる まずこれは事実 2、 ポストモダン系
どうも遅れてすみません 例によって後でプリントが来るのでそれを待つ--プリントが来ないので授業をする 今回はテキストを読むぞ系でやっていた オタクにとって公共性とは何か 動物化とは何か ハンナ・アーレント、斎藤純一氏の一部の本を読んでいた 斎藤純一氏が読むアーレントの公共性の定義 ・現われの空間 表象の空間、固有名として尊重される空間 ・世界への関心 共通世界 この2つが公共性を定義付ける 「現われの空間」は匿名性の空間に近い だったら2chの名無しの空間がもっとも公共的になるのでは 絶対的な真実は無い いつまでも議論が続く だったら南京大虐殺はなかったという話も認めることになる もし斎藤氏の定義に基づくならそうなる 認めないなら別の要素が必要 南京大虐殺については あったという奴、なかったという奴、 それを併せ持つ形で設計されなければならない 僕はあったと思う、と何回も言ってるけどみんな
どうも 遅れてすいません この前の授業でも言ったけど、今度「思想地図」でシンポジウムをやる 「アーキテクチャと思考の場所」1月28日 17:30〜20:30 タイトルが変わった シンポジウムの広告を出さなさなければいけないので、 浅田彰の肩書きをどうするか相談していた 浅田さんにメールを送ったら、「なし、敢えて言うなら批評家」という返事が来た そんな話し合いをしていた - フーコーの話をしていた 田村哲樹『熟議の理由』 僕と似たような年の政治学者 公共性の問題について話をしている 別の角度から議論 補助線を引いてみたい ゼロアカ系現代思想 今度思想地図にも書いてもらう どんなことを言っているか 政治学の世界では ・熟議民主主義 一生懸命話し合おう ・闘技民主主義 民主主義は戦いだ という考え方がある 熟議民主主義の擁護 それが成立する条件について書かれている 北田暁大『責任と正義』への応答
どうもこんにちは 今日も例によってプリントがある 後から来る 去る日曜日の文学フリマの後、 2chでめちゃめちゃ叩かれている 鬱になってブログをやめる寸前までいっている 2chごときで鬱になっているわけではなく別の原因がある 大きな物語がなくなると批評は蛸壺化する 好きなことしか語らなくなる そこではお祭りによって繋がる 祭り空間、コミュニケーションのプラットフォームの上に乗った島宇宙 プラットフォームにしか全体性とか大衆性はない 2chはプラットフォームに過ぎない それぞれのスレッドは横の繋がりがない 横の繋がりがあるとすれば、2ch語 『アーキテクチャの生態系』にそういうことを書かれている よく出来ている 濱野智史さん 28歳くらいの若い研究者 2chとかニコニコ動画から日本社会論 2chは島宇宙化した ニュー速の住民が東スレに来ても少数 2chのアイデンティティはどうやって作るか そ
引用部分を写経するのが一番面倒な作業だということが分かってきました。 こんにちは 後でプリントを配る それまでなんとなく雑談 てきとうにいく 今日は5回目くらいで一番たるんでくる頃 あんまり授業とかしたくなけどしょうがないからやる プリントがないと話もない 知ってる人は知ってると思うけどゼロアカ道場というのをやっている 批評家育成道場 最初50人くらい どんどん減っていく 最後残った1人に1万部の本を出させる 1万部というのは結構すごくて印税で150万円くらい 明後日文学フリマ 秋葉原で年に一回行われる 10人を2人ずつ5チームに分けて同人誌を作らせて 点数と売り上げで高い3組が抜ける 一部で異様に盛り上がっている どう盛り上がっているかというと、ニコニコをみるとわかる 評論とは何だろう ふつうは作品があって、作品について批評するという感覚がある 文学が好きだから文学について批評 美術作品
教室で、ゼロアカ第四関門まとめ記事を書いているid:noir_k氏に「やずや・三ツ野チームの同人誌でマンガを描いているのはid:nitarで間違いないのか」という旨を聞かれました。それは間違いありません! というわけで、『ケフィア』(目次はこちら)という同人誌に、「論者ハッタリたん」という1ページの愉快な漫画を描きました。これは11月9日に秋葉原で行われる文学フリマで500円で売られるものです。ブースはB-68です。文学フリマには自分も行くと思います。なお11月8日で25歳になります。この年齢には愕然としますが、おそらく自分は、さすがに10年後には偉大なクリエイターか何かになっていると思われるので、常識的に考えればこの本はとても貴重なものとなるでしょう。やずやさんを始めとして、この同人誌に関わっている方々の多くも同様だと思うのだけど、それは言うまでもないことで、まあつまり、よろしくお願いし
どうもこんにちは 今日もプリントがある 今コピーしてもらっている 授業がネットにアップされるという状況から逃れられると思ったんですが、 ICレコーダで録音していたらしく、 本人がいなくてもアップされる ひどいもんだ 毎年同じことをやれと言われているからやる気がなくなるのだということが分かった この際あまり考えず毎年新しい講義をするのがいい 昨年まではポストモダンとは何かという話から、如何にも教科書的なことをやっていたが 今回は軽めでいく 『リアルのゆくえ』の話から入って、動物化と公共性の話 動物化 コジェーヴの仕事から引いている コジェーヴも味わい深いから読んでみよう、というのが前回まで - 『動物化するポストモダン』では大澤真幸さんの話と絡めて話をしているから 大澤さんの文章を読んでみたい プリントが来ないので、まず大雑把な話 ・日本的スノビズム ・アメリカ的動物 2つのポスト歴史の可能
この日の授業は出席できなかったので、後で録音を聞いて講義録を作りました。わざわざ。しかしこれは今後はあんまりやりたくない作業です。まず時間がかかりすぎるのが問題。音声というのは、本当に限定された情報しか持っていないということがわかります。高速にメモるには仕草とかも重要。それに、丁寧に書きすぎてしまうというのも大きい。かかる時間を無視しても、リアルタイムに書くのはスポーツみたいで面白い一方、録音から書くのはまるで仕事のよう。 でも講義内容はとても面白いですね! プロジェクター等の機材を使うための鍵を忘れてきたので ちょっと取りに行ってきます プリントが5枚あるので取って見といてください # 8分くらい待つ どうもお待たせしました 鍵はなかった もしかしたらここにあるのかもしれない 教務課の人が来るかも 本当はパワポ作ったので上映したかった 先週は低調だった 今日は元気良く力を入れていこう コ
今年も頑張って粘着していこうと思います。ちなみに毎週金曜日16:40から18:10まで東工大のH111でやっています。 どうも こんにちは 僕がこの授業を担当する東浩紀です ポストモダンと情報社会 去年も一昨年も同じタイトル 内容については便覧に書いたとおり 毎年同じことをやればいいということになっている 単位は一回しか取れない でももぐりとか何回も続けて出ている人とか ネットに内容に公開している人も居るので 変わることが宿命付けられている - 僕は基本的には物書き 2001「動物化するポストモダン」 オタク論の中ではそれなりに知られている 現代社会分析も僕の仕事のうちのひとつ 1998「存在論的、郵便的」 「存在論的と郵便的」にしておけばもっと普通のタイトルだった ジャック・デリダについて 僕はもともとフランス現代思想の研究者としてキャリアをスタートした これが博士論文 大学院時代からい
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