元卓球日本代表で五輪メダリストの福原愛さんが、東京家裁から、前夫で元卓球台湾代表の江宏傑さんに子どもを引き渡すように命じられた問題で、福原さんの代理人を務める今里恵子弁護士が1日、声明文を公表。記者会見を行った江さんや江さんの代理人、大渕愛子弁護士を改めて批判した。 東京家裁が判決確定前の段階で引き渡しの保全命令を出す異例の措置が注目されたが、今里弁護士は「日本の法律上さらに裁判所で争う手段が認められている」と反論し、現時点での裁判所の判断を議論することに「時期尚早」とした。 そして記者会見を行って世論に訴えた江さん側に対し、「メディアという非常に強い権力を用いて特定の人物を攻撃することによって、被害者に回復しがたい重大な損害が発生する可能性があることについては、十分に慎重な配慮がなされるべきではないか」と改めて反発。 江さんや大渕弁護士が未成年者誘拐容疑での刑事告訴に言及したことについて