3年前のWWDC2011でSteve Jobs CEO最後のOne more thingとして発表されたiTunes Matchがついに日本上陸しました。 iTunes - Apple(日本) iTunes Matchはざっくり言うと、年額3,980円払えば、iTunes Storeから購入したものではない曲(CDから取り込んだものなど)をiTunes Storeで買ったことにしてくれて買ったものに準ずる扱いにしてくれて、契約期間中は端末から消してしまってもiCloud経由で高音質(256kbps AAC)で聴けるようになったり、高音質(256kbps AAC DRMフリー)でダウンロードしたりできるサービスです。 (↑ご指摘をいただき少し修正しました) つまり、CDで買った曲がiTunes Storeで購入した楽曲と同じようにiCloudの恩恵を受けられるということになります。 さらに、
米国から約2年半の遅れで、ようやく国内でもクラウド上にiTunesのライブラリを置けるiTunes Matchのサービスが始まりました(参照記事)。遅れに遅れましたし(2012年スタート予定が一度キャンセルされてます)年間料金が3,780円と米国の24.99ドルと比較してお高めですが、やらないよりはやっていただいた方が全然良いのは言うまでもありません。外出時や旅行時に家のPCにしか入ってない音楽が聴けないなんてことがなくなるのは喜ばしいことです。 さて、iTunes Matchの仕組みですが、単にローカルのライブラリをAppleのクラウドにアップロードするのではありません。 まず、ローカルのライブラリの楽曲をチェックして、それが、iTunesでも売っている楽曲であれば、楽曲の正当な利用権があると判断して、ローカルのファイルをアップロードすることなく、Appleのクラウドに置きます。これは、
米国でデジタル音楽の中古売買サービスに違法判決が下された。 ●"A Setback for Resellers of Digital Products" The New York Times, April 1, 2013 裁判(一審)に敗れたのは、「ReDigi」という米国のベンチャー企業。同社は、アップルのiTunesから発売(配信)されたデジタル音楽の中古売買サービスを手掛けている。要するにiTunesから一旦音楽を買ったユーザーが、それを聞き飽きたら別の誰かに売るための中古市場を提供する業者だ。 中古とは言ってもデジタル音楽であるからには品質の劣化は全くない。それが「中古品」として安く売られれば、そもそも「新品の」音楽を買う人が激減する可能性が高い。これを恐れた米主要レコード会社の一つ、Capitol Recordsが昨年1月、著作権侵害を理由にReDigiを提訴していた。 電子書籍
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