Binary Hacks のここがすごい Binary Hacks の宣伝週間ということで、著者の一人である私から見て Binary Hacks のここが気に入っている、という点について書いてみたいと思います。 新しい発見がいっぱい Binary Hacks はメインの著者5人、コントリビュータ 6人という大人数で書かれています。各人が「これは役立つ」「これはおもしろい」というアイディアを持ち寄った結果、扱われているトピックは非常に多岐にわたります。著者間で内容のチェックをしたときも、「こんなことができたのか」「こういうこともできるよ」と新しい発見に大いに盛り上がりました。 「はじめに」にも書きましたが、これまで「知る人ぞ知る」的な傾向のあったノウハウを集めて誰にでも使えるようにすることが本書の試みです。ほかの本にはあまり載っていない情報がたくさん載っていると思います。ぜひ目次をご覧くださ
約半年をかけて計算機プログラムの構造と解釈(SICP)を読み終わりました。 (途中で、練習問題をスキップしたりしましたが・・・) 半年もかけたのでちょっとだけ振り返って見ます。 SICPを読む過程で得たもの まずはSICPを読む過程で得たものからざっと列挙してみよう。 構文解析を理解し自前で実装できるようになった 字句解析を理解し自前で実装できるようになった ストリームを理解した 遅延評価を理解した 手続きが first class objectである言語での考え方を学んだ 型変換の導入の動機とその意味を理解した 手続きの抽象化の導入の動機と過程を学んだ 高階関数を使ったり書けるようになったりした クロージャを理解した Schemeを書けるようになった 再帰処理を自然に書けるようになった フルスクラッチでインタプリタを書けるようになった コンパイラを自前で書くことが出来そうだとの感触を得た
● [Thoughts] コンピュータ学習におけるT型フォード GNU開発ツール出版後のある日、今年7月日経 Enterprise Platoform 2006 に掲載された Alan Kay 氏へのスペシャルインタビューが目にとまりました。これは、浅見直樹氏による "アラン・ケイが描くパソコンの未来像" と題するインタビュー記事で、前・中・後編の三部作になっています。 最近流行りのWeb媒体は、広告の洪水の中で目的の記事がかろうじて顔を覗かせているものが大勢を占めています。内容への興味よりも不快感が先に立つため、私はこの手の媒体は滅多に読まないのですが、本記事は違いました。広告は最小限に抑えられ、上質な雑誌記事を読んでいるかのようです。 分解しやすいようには設計されていない 後編の中程で、次のような段落に出会いました。 現在と60年前では本質的な違いがある。例えば、もしあなたが子供に、何
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く