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今からもう6年前になりますが、『ブログ 世界を変える個人メディア』という一冊の本が出版されました。邦訳では「ブログ」と銘打たれていますが、原題は"We the Media: Grassroots Journalism By The People, For the People"(直訳すれば『私たちがメディアだ―人民による、人民のための草の根ジャーナリズム』といったところでしょうか)といって、ブログだけでなく当時萌芽を始めていたニューメディアについて、その可能性を探った本です。この本を読んで、ネットメディアに将来性を感じたという方も少なくないでしょう。 同書の著者はダン・ギルモア。新聞のコラムニストとして活躍した後、ジャーナリストとしてニューメディアに関する取材・研究を続けられています。その彼の最新作が"Mediactive"です。実はネット上で全編無料公開されていますので、すぐに読んでみた
ごめんなさい。smashmediaのブログは削除されました。 10年に渡り、あちらこちらに書き連ねてきましたが、ご愛読いただきほんとうにありがとうございました。またリンクしてくださった方にも、心からお礼申し上げます。 以下、少し駄文を書きます。 ブログには「パーマリンク」という基本的な考え方があり、すべての発言や記事は半永久的に固定されたURLによって公開され、未来におけるアクセス権(閲覧可能性)を担保するという、じつに素敵なコンセプトなのですが、一方で古い情報が永遠に残り続けてしまうという弊害も生んでいます。 ブログというものが「ストック」であるならば、そこに書かれた内容に対して、書き手であるブログ運営者は責任をもつべきで、自らの考え方が変われば内容を更新し、状況や情報が変われば現在にあわせて修正すべきです。 でも現実問題として、そこまでさかのぼって更新や修正をできるほうが稀で、結果とし
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