平成24年9月28日、厚生労働省より、国立総合児童センターこどもの城(東京都渋谷区神宮前5-53-1)を、平成27年3月末に閉館すると発表がありました。 こどもの城は、昭和60年厚生省(当時)により国際児童年を記念して、児童福祉法に基づく児童厚生施設として設置されました。私ども、公益財団法人児童育成協会が国よりその経営を委託され、子どもたちの健やかな成長のため、遊びを基底にしたプログラムを開発、実践し、また全国の児童館における児童健全育成事業普及の支援、研修を通した人材育成など、日本で唯一の国立総合児童センターとして29年間にわたりさまざまな実践を続けてまいりました。 しかし、国は施設の老朽化、子どもをめぐる社会状況の変化を勘案し、閉館を方針決定いたしました。これを受けまして、公益財団法人児童育成協会は、残念ながらこどもの城における活動から退くこととなりました。 こどもの城は、2015年3