2006年4月16日(日)放送「NHKスペシャル|汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実〜」を数回にわけて文字に起こしていく。第2回目は、チェルノブイリ事故作業員(リクビダートル)に襲う不幸。家族が受けた被爆による健康被害。ソビエトの崩壊後の経済的な補償の喪失。さらにIAEAは、チェルノブイリ事故後のリクビダートルの死亡者数を50人しか認めなかった。 『NHKスペシャル|汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実〜』文字おこし(1)……チェルノブイリ事故作業員の20年後 (文字おこし、続き) しかし、事故から5年後、ソビエト連邦が崩壊。60万人のリクビダートルは、分離独立したウクライナ、ロシア、ベラルーシなどに別れて暮らすことになりました。 保証されていた特権は、それぞれの政府に引き継がれました。しかし、経済の低迷が続く中年金は大幅に目減りし、医療費も事実上事故負担を求められていま