新型コロナウイルスの大きな特徴は、感染しても症状が出ない人が多いことだ。出たとしても、喉の痛みや咳、微熱など風邪の症状のような軽微なものにとどまり、8割は軽症のまま治る。残り2割が発症から1週間ほどすると徐々に重症化し、治療が必要となる。 ここが非常に厄介なポイントで、多くの人は感染に気づかないまま外出先や家庭内でほかの人にうつしてしまうのだ。 だからこそ、世界から寄せられる症例報告は重要となる。世界中の患者増加とともに、新型コロナの新たな症状が次々と報告されている。弘邦医院院長の医師・林雅之さんが指摘する。 「これまでは風邪に似た症状に加えて、嗅覚や味覚の喪失が指摘されていました。ここに来て、イタリアやベルギー、クウェートなどから、重症、軽症とは無関係に新型コロナの発症者に水疱瘡やしもやけのような皮膚症状があることが報告されており、新たな予兆や痕跡として注目されています」 イタリア・ロン
NY州の21歳まで約100人に炎症 川崎病類似、5~14歳多く―新型コロナ 2020年05月13日06時28分 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は12日の記者会見で、血管などに炎症が起きる症状の出た約100人の年齢の内訳を発表した。約100人は0~21歳で、5~14歳が半数超を占めた。新型コロナウイルスに関連している可能性があるとみて調べている。主に乳幼児が発症する川崎病の症状にも類似しており、州は長引く発熱などの症状がある子供の保護者は医師に連絡を取るよう改めて促した。 年齢の内訳は0歳5%、1~4歳18%、5~9歳29%、10~14歳28%、15~19歳16%、20~21歳4%。確認された死者は5~18歳の3人。クオモ氏は他州での確認例が少ないことについて「ニューヨークで問題になっているなら、おそらく他州でも起きている」と指摘。「コロナの通常の症状である呼吸器症状が
【AFP=時事】米ニューヨーク州在住の5歳の男児が、新型コロナウイルスへの感染が原因とみられる珍しい炎症性疾患により死亡した。同州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事が8日、発表した。 【図解】新型コロナウイルス:感染したらどうなる? クオモ氏はツイッター(Twitter)への投稿で「ニューヨーク(州)ではこれまで、川崎病と毒素性ショック症候群(TSS)に類似した症状で重症となる子どもが73人確認された」と表明。「木曜日(7日)には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって引き起こされたとみられるこうした合併症により5歳の男児が亡くなった」と述べた。 クオモ氏は、ニューヨーク州保健省が調査を進めていると説明。保護者らに対し、子どもの発熱が5日間以上続いた場合には直ちに治療を受けさせるよう呼び掛けた。同氏によると、他の症状としては下痢や嘔吐(おうと)、呼吸困難、皮
米ニューヨーク市で、ほぼ無人となったタイムズスクエア(2020年5月6日撮影)。(c)TIMOTHY A. CLARY / AFP 【5月9日 AFP】米ニューヨーク州在住の5歳の男児が、新型コロナウイルスへの感染が原因とみられる珍しい炎症性疾患により死亡した。同州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事が8日、発表した。 クオモ氏はツイッター(Twitter)への投稿で「ニューヨーク(州)ではこれまで、川崎病と毒素性ショック症候群(TSS)に類似した症状で重症となる子どもが73人確認された」と表明。「木曜日(7日)には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって引き起こされたとみられるこうした合併症により5歳の男児が亡くなった」と述べた。 クオモ氏は、ニューヨーク州保健省が調査を進めていると説明。保護者らに対し、子どもの発熱が5日間以上続いた場合には直ちに治療を受け
新型コロナウイルス(COVID-19)と川崎病・そして川崎病ショック症候群。 ■ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と川崎病の関連が報道されています。 ■ これまでのCOVID-19と川崎病との関連に関しては、4月に報告された1例報告が最初というのが私の認識です(Jones VG, et al. COVID-19 and Kawasaki Disease: Novel Virus and Novel Case. Hosp Pediatr 2020. PMID: 32265235)。 ■ この報告は、生後6ヶ月ではあるものの(やや早い)典型的な川崎病であり、免疫グロブリン(IVIG)と高用量アスピリンで改善しています。 参考 川崎病の年齢分布(第25回川崎病全国調査成績より) ■ 『従来の(新型ではない)』コロナウイルス感染と川崎病の関連は、もともときっかけのひとつとして可能性が疑
アメリカのニューヨーク市は、全身の血管に炎症が起こる「川崎病」に似た症状の子どもが相次いで確認されたと発表し、新型コロナウイルスへの感染と関連している可能性があるとして注意を呼びかけました。こうした症状の子どもはヨーロッパ各国でも報告されていて、専門家による調査が行われています。 子どもたちには発熱や発疹などの症状もあったということで、市の保健当局は、乳幼児に多い「川崎病」に似た症状だとしています。 保健当局によりますと、子どもたちは2歳から15歳で、15人のうち4人が遺伝子の検査で新型コロナウイルスに感染していることが確認されたほか、ほかの6人は抗体検査を行った結果、抗体があることが確認されたということです。 ニューヨーク市は「川崎病」に似た症状と、新型コロナウイルスへの感染が関連している可能性があるとして、医療機関や親に対し、こうした症状の子どもが見つかった場合、重症化を防ぐためにすぐ
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