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小説に関するyucoのブックマーク (31)

  • グループ・ジーニアス

    キース・ソーヤー著『凡才の集団は孤高の天才に勝る』(金子宣子訳、ダイヤモンド社)を読んだ。 三年くらい前にジェームズ・スロウィッキー著『「みんなの意見」は案外正しい』(小高尚子訳、角川書店)というが出ていて、「似たようなかな」とおもいながら手にとった。似ているところもあるが、ちがうところもあった。 『「みんなの意見」……』のほうは、「集合知」(集団の知恵)というテーマをあつかっていたとおもう。たとえば、グーグルなどであやふやな人名を検索すると、検索結果の数が多いほうが正解であることが多いというような話だ(ごめん、うろおぼえ)。 『凡才の集団は……』のキーワードは、「グループ・ジーニアス」あるいは「コラボレーション」である。 タイトルや装丁は、ビジネス書っぽいが、パラパラ読んでいるうちに、「グループ・ジーニアス」という言葉は、わたしの関心事である中央線文士、第三の新人、「荒地」の詩人、「

  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
  • ミノタウロス関連のツイート

    @sorekara346 20世紀と同時に産声を上げたヴァシリが19世紀的な人間の条件を~とか安直に考えていたら、とっくにそういうラインで書いている人がいたでござるorz 2010-05-16 14:25:10

    ミノタウロス関連のツイート
  • 映画『赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道』公式サイト - 宇野常寛さん

    1979年にテレビアニメ化された『赤毛のアン』。その物語の冒頭を高畑勲監督自身が再編集をし、劇場版に。知られざる名編集版、2010年7月17日、ついに劇場公開! 『赤毛のアン』は戦後日において特異な存在感を放つ少女小説である。モンゴメリの原作は少女文学の古典、不朽の名作として世界的に認知されているが、日における受容は少し変わっている。国内におけるアンの受容は、原作がベストセラーになったモンゴメリの存命時から数十年を経た戦後期にむしろピークを迎えており、70年代末の高畑勲によるテレビアニメ版により決定的なものになった。約半世紀のブランクを経て、『赤毛のアン』は日文化空間に定着したと言え、そして先進各国を比較しても日における同作の人気は非常に高い。「戦後の女性の自己形成に非常に大きな役割を果たした作品」という評価も定着しており、児童文学/少女小説のものとしては先行研究も多い。そしてそ

  • iPadは「砂の本」である

    物語の魔術師ボルヘスは、「砂の」という名の理由をこう述べる。 このは、『砂の』というのです 砂と同じくこのには、 はじめもなければ終わりもないのです じっさい手にしてみれば分かる、どの短編を拾っても、そこから次へ紡がれて次からボルヘスの手を経て、またそこへ還ってゆく。スゴ「伝奇集」の円環より、もっと立体性を感じる。円よりも、そう、螺旋構造をめくっているような感覚。読み手の読書経験によると、そこにクトゥルフや千夜一夜を見出したり、ドッペルゲンガーを思い出すことだろう。しかしそうした伝説を包含し、包含した「お話」を重ねてゆき、ついには巨大伽藍をぐるぐるしている自分がいる。 「砂の」には、最初のページがない。最初のページを探そうとしても、表紙と指のあいだには、何枚ものページがはさまってしまうのだ。最後のページも同様で、まるで、からページがどんどん湧き出てくるようだ。めくる傍からペー

    iPadは「砂の本」である
  • Something Orange - ファンタジィは女性をどう描いて来たか。

    カルバニア物語 (11) (キャラコミックス) 作者: TONO出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2007/08/25メディア: コミック購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (34件) を見る 「なに言ってんのエキュー だって〝女〟が爵位をもつんだもの あたりまえのことじゃない〝妊娠〟も〝出産〟も これからもずーっと 女におこりうることは全部そのまま降りかかってくるのよ」 待望の第11巻。 あいかわらず、おもしろかった。どれくらいおもしろいかというと、読み終えた瞬間に第12巻も待望になってしまうくらい。 この巻は第11巻から1年半も間が空いているけれど、そのあいだに『チキタGUGU』や『ラビット・ハンティング』が出ているから、ま、大目に見よう(偉そうだね)。 チキタ・gugu 7 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) 作者: TONO出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日:

    Something Orange - ファンタジィは女性をどう描いて来たか。
  • 吐き気がするほど具体的な女子高生小説〜『終点のあの子』 - 東えりか|WEB本の雑誌

    デビュー作には、その作家の持つ可能性がすべて含まれている。第88回オール讀物新人賞を受賞した柚木麻子の『終点のあの子』(文藝春秋)を読むと、この新人の行く末が楽しみでならなくなる。小田急線沿線の女子高に通う少女たちの生活を描いた連作短編集だが、ひとりひとりの個性が際立ち、いじめや妬み、嫉みが吐き気がするほど具体的。いじめをテーマにした作品は数あれど、いじめられる側の理由をこんなに描写したものはなかったような気がする。 このなかで私のお気に入りは「ふたりでいるのに無言で読書」。高校のとき、自分とはちがう才能を持つ人に、強烈な嫉妬を覚えたことを思い出す。人の目が気になりだしたのもその頃だ。あの頃持っていた、自分の嫌な部分、汚い部分を思い出し、何度か息を呑んでしまった。 同年代の少女たちと嘗て少女だった人たちに、是非読んでもらいたい一冊である。 (東えりか)

    吐き気がするほど具体的な女子高生小説〜『終点のあの子』 - 東えりか|WEB本の雑誌
  • asahi.com(朝日新聞社):「生きる違和感」に普遍性 サリンジャー氏を悼む 柴田元幸 翻訳家・東大教授 - 文化トピックス - 文化

    「生きる違和感」に普遍性 サリンジャー氏を悼む 柴田元幸 翻訳家・東大教授(1/2ページ)2010年2月2日10時33分 1982年5月11日、米フロリダの劇場で女優と話をするJ・D・サリンジャーさん=AP 書店に設けられたサリンジャーさんの追悼コーナー=29日、東京・八重洲、高橋雄大撮影 若者といえば反抗するもの、と相場が決まっていた時代、27日に亡くなったJ・D・サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(1951)は、そうした若者たちの必読書という観があった。たとえば1960年代のアメリカでは、管理社会の息苦しさを精神病院に託して描いたケン・キージーの『カッコーの巣の上で』(1962)と、軍隊を舞台にやはり現代社会のいわば論理的な悪夢性を描いたジョゼフ・ヘラーの『キャッチ=22』(1961)とともに、『キャッチャー』は多感な少年の饒舌(じょうぜつ)な語り口を通し、大人の社会の画一

  • 2009年12月31日(木) | 星野智幸  言ってしまえばよかったのに日記

    少し前の話題だが、今年の野間文芸新人賞(受賞は村田沙耶香さん『ギンイロノウタ』)の選評で、角田光代さんがこう書いていた。 「気になったのは、(候補作のうち)多くの小説が、既にある「今とここ」を前提に書かれているように思えることだ。今とこことはつまり、現在であり、日の都市である。書き手は、読み手もまたその「今とここ」を共有していることを疑っていないのではないか。多くの小説が、「今とここ」という前提を無意識に引き受けて書かれたものに思えた。」 これに対し、村田さんの小説は、「慎重に「今」を排している。つまりいつの時代でも、どこの場所でも、共有されうる強さが小説の芯としてある」として、角田さんは推している。 同じような指摘を、選考委員の多和田葉子さん、松浦理英子さんも、表現を変えて行っているように、私には読めた。多和田さん松浦さんはまた、先行する小説をあまり読んでいないがゆえに、狂気を定型的に

    2009年12月31日(木) | 星野智幸  言ってしまえばよかったのに日記
  • 本棚の中から好きな小説を抜き出して並べてみたら10冊くらいしかありませんでした - 峰なゆかのひみつの赤ちゃんルーム

    今まで買ったの値段と読んだ時間を時給で考えると、パチンコにぶっこむよりも不毛なことをしていたんじゃないかと思ってぞっとしました。 愕然としました。 絶望しました。 死にたい。 とっても悲しいついでにその10冊をリストアップします。順不同。 ・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』 言わずもがな。 ・ミヒャエル・エンデ『モモ』 言わずもがな。映画もいいよね! ・三島由紀夫『金閣寺』 三島由紀夫はところどころにギャグを混ぜてくるので油断してると爆笑してしまいます。 という話を、今まであんまり同意してもらったことがないんだけど、私の知ってる限りでは川上未映子が同じようこと書いてました。 川上未映子そんな好きじゃないけど。 ・リチャード・ブローティガン『水瓜糖の日々』 出だしで、これから書くことを箇条書きでまとめてあって感動しました。 水瓜糖べてみたい。 ・トニ・モリスン『青い目がほしい』 醜い

    本棚の中から好きな小説を抜き出して並べてみたら10冊くらいしかありませんでした - 峰なゆかのひみつの赤ちゃんルーム
  • Amazon.co.jp: イン ザ クローゼット blog中毒 上: 藤原亜姫: 本

    yuco
    yuco 2009/08/27
    モバゲータウンのケータイ小説
  • Amazon.co.jp: 黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫): 恩田陸: 本

    Amazon.co.jp: 黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫): 恩田陸: 本
    yuco
    yuco 2009/06/16
    『アレクサンドリア四重奏』をモデルにしたらしい
  • Amazon.co.jp: エル・ス-ル: アデライダガルシア=モラレス (著), Garc´ia Morales,Adelaida (原名), 文昭,野谷 (翻訳), 靖子,熊倉 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: エル・ス-ル: アデライダガルシア=モラレス (著), Garc´ia Morales,Adelaida (原名), 文昭,野谷 (翻訳), 靖子,熊倉 (翻訳): 本
    yuco
    yuco 2009/05/11
    映画『エル・スール』原作、映画とはちょっと違うらしいけど
  • 私は光源氏が嫌いだった - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

    はじめて源氏物語を知ったのは与謝野晶子訳だったような気がする。母親がもっていた、現代語訳の日古典選集みたいなものがあって(筑摩書房あたり)、それに収録されていたのだった。夏休みの最中に突然引越しが決まって、その荷物の出し入れで奥にしまいこまれていたが幾つか出てきて、学校がはじまるまでの間の暇をなぐさめていた。 源氏物語というものがあることは知っていた。小学六年生のときだから、あるいは学校で歴史の時間に習ったのか(当時、小学校の六年の社会は、公民と日史を混ぜたような内容だった)、それとも別ので読んだのか。与謝野は随分とすでに古風な文体ではあったが、それほど抵抗なくするりと読むことが出来た。ただ、やはり、宇治十帖などは複雑に過ぎて、その面白さがわかったのはだいぶん後になってからだった。 それで、話は波乱万丈で、いくつか贔屓の登場人物も出来て、たいそう面白く読んだのだが、わたしは主人公で

    私は光源氏が嫌いだった - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake
  • 登美彦氏、かぐや姫を迎える。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    竹林はざわざわと揺れ続けている。 締切次郎は、登美彦氏のズボンの裾を引っ張っている。 「お願いします!『太郎』は、マジでやばい」 「ええい、かまわぬ。知ったことか!」 「太郎が来たら、それこそ何もかも、容赦なく締め切られてしまうのですよ。僕なんざあ、かなわねえ」 「じょうとうだ。太郎を呼び出して、おまえを蹴散らしてやる」 「分かんない人ですね!」 竹を切る腕におぼえあり。 登美彦氏はギコギコやりだした。 竹から発する橙色の光の中で、細かい切り屑がふわふわと舞った。 半ばまで切ったところで、どこからか「人生の柱時計」が時を告げる音が聞こえた。 ぼーんぼーんぼーんぼーん… えんえんと響いて鳴りやまず、ついに三十回を数えた。 「おや!」 登美彦氏は手を止めた。 「どうやら俺は三十路に入ったらしいぞ」 「これであなたも青春を失った」 「なんのこれしき、まだまだ!」 登美彦氏はさらにノコギリを動かす

    登美彦氏、かぐや姫を迎える。 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    yuco
    yuco 2009/01/09
    ブログの結婚報告はこのくらい素敵に書けないとだな
  • 語ることの困難さ、水村美苗『日本語が亡びるとき』と『本格小説』 | こどものもうそうblog

    Selected Entries 語ることの困難さ、水村美苗『日語が亡びるとき』と『小説』 (11/11) Categories WORKS (594) 講座 (236) game (153) BOOK (373) computer (23) iPhone&iPad (2) MOVIE (48) music (38) News Dig (23) PLAY (136) publication (52) web (20) web game (26) すごいよ! (45) カード (15) ゲームをつくろう (3) ゲーム実習 (14) コックリさん (11) 気になるの (109) 写真 (24) 日々 (128) 萌え発想 (32) Archives August 2017 (1) April 2017 (1) December 2016 (1) November 2016 (1) O

  • 書店員の恋

    どんなも、その一冊を必要とする人がいる。誰にでも、その人を必要とする人がいる。主人公は、大手書店チェーンに勤める今井翔子(26)。入社6年目にして文芸コーナーを任せられた、書店員の仕事が大好きな女性。ファミレスの厨房で働く同い年の水田大輔という恋人がいる。彼は翔子のことを真剣に考えているが、今は、心の余裕もお金も将来の展望もない。そこに現れるのが、ケイタイ小説のベストセラー作家で歯科医師の青木譲二(35)。サイン会の打ち上げをきっかけに、翔子に好意を抱きはじめる。セレブの譲二か、先が見えない大輔か……揺れ動く翔子。そうした翔子の恋と仕事の悩みを中心に、短大時代からの親友や同僚がおりなす人間模様。そして、最後に翔子が選んだ愛とは? お金がなくては生きていけない? でも、お金では幸せになれない? 女性の生き方、当の愛について問う話題作。思わず涙が溢れてきます。 著者紹介 1965年、東京生

    書店員の恋
    yuco
    yuco 2008/11/10
    梅田望夫の妹梅田みかの小説。「ケイタイ小説のベストセラー作家で歯科医師の青木譲二(35)」ってすごい設定だな
  • 2008-09-25

    Guy Decouxが亡くなられていたそうです。 http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-core/18872 http://hackety.org/2008/09/25/legendNeverToBeSolved.html http://www.rubyist.net/~matz/20080925.html#p01 1999年末のruby-talkを読み返しました。Dave Thomasの質問に、まつもとさんや他の日人と一緒になって答えていたフランス人がいました。Guy Decouxでした。 彼は初期のruby-talkから、英文よりもRubyのコードの方が多いようなメールを多数書いていました。その短い英文も、なんとなくたどたどしいような気もしましたが(当のところはどうなのか判断できるほど英語力がないので)、でも、

    2008-09-25
  • 星新一公式サイト-漫画「イキガミ」について-

    小学館から発売されている漫画「イキガミ」について、お話したいことがあります。長くなりますが、要点は以下です。 (1) 「イキガミ」は、星新一の小説「生活維持省」に似ていると、ネットなどで指摘されていますが、原作許可を求められた事実も、許諾を与えた事実もありません。 (2)  似ているのは、著者が星新一ファンだからなのではないかとも考えましたが、小学館と著者の説明によれば、そうではなく、したがって「イキガミ」は星新一へのオマージュ作品というわけではありません。 (3)  日の法律では、小説の著作権は、作家の死後50年守られることになっています。 私は、この件について今年の4月より小学館へ問い合わせ及び抗議を続けてきました。その経緯及び私の意見をお話します。 今年の4月、「イキガミ」という漫画が星新一の初期の作品である「生活維持省」にとてもよく似ているという話を友人に聞き、自分で「イキガミ」

  • SF初心者これだけは読んどけ! : アルカン速報

    3 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/15(火) 01:17:05H・G・ウェルズ      「タイムマシン」  角川文庫/「タイム・マシン」  岩波文庫/創元SF文庫/ハヤカワ文庫SFほか 「宇宙戦争」  角川文庫/創元SF文庫/ハヤカワ文庫SF ジュール・ヴェルヌ    「海底二万里」  集英社文庫/創元SF文庫 A・E・ヴァン・ヴォクト   「宇宙船ビーグル号」  ハヤカワ文庫SF カート・ヴォネガット    「タイタンの妖女」  ハヤカワ文庫SF ジョージ・オーウェル   「1984年」  ハヤカワ文庫NV ブライアン・W・オールディス 「地球の長い午後」  ハヤカワ文庫SF オースン・スコット・カード   「エンダーのゲーム」  ハヤカワ文庫SF アーシュラ・K・ル・グィン   「闇の左手」  ハヤカワ文庫SF マイクル・クライトン    「アンドロメダ病原体」