青森県内では、縄文時代から食べられていた伝統食材「アブラツノザメ」をご紹介します。 サメの特徴 日本の周辺海域には、約120種のサメ類が生息しています。 サメは、卵を体内でふ化させて子を産む胎生魚(たいせいぎょ)で、寿命は60年を超えるものもいると言われています。 食用とされるサメの代表は、アブラツノザメ・ホシザメ・アオザメなどで、高級な練りものの材料として使用されたり、ヒレは、高級中華食材のフカヒレとして使用されています。 栄養成分としては、高タンパク・低脂肪で、ビタミンA等のビタミン類等を含んでおり、特に肝油は、健康・美容の原料として近年注目されています。 アブラツノザメとは サメ類の中でも、特に味が良いと言われているのが、アブラツノザメです。良質な肝油がとれることや、背びれに太いトゲがあることから、アブラツノザメと呼ばれています。 アブラツノザメは、水深200mより下を回遊する深海サ