2021年01月22日15:46 『三行で撃つ』 カテゴリお勧め本言葉 『三行で撃つ』。タイトル買いした一冊。大当たりだった。 この本は、副題に「〈善く、生きる〉ための文章塾」とある通り、文章の書き方を教える本である。 文章を書くことは、牧師の仕事の大きな部分をしめる。毎週の説教原稿はもちろんのこと、祈祷会、聖書会のメモ、Eメール、手紙、諸々の依頼書、報告書などでも文章を書く。あちこちから原稿を依頼されることもある。このブログもそうだ。 いい文章を書きたい。うまい表現を使いたい。そのために身についているのかどうか自分ではよくわからないが、これまでも「文章教室」を謳う本を何冊も読んできた。特に名作家井上ひさしの『日本語教室』、『井上ひさしの作文教室』、本多勝一の『日本語の作文技術』は読み返している。 『三行で撃つ』も繰り返し読む一冊となりそうだ。著者の近藤康太郎さんは「朝日新聞」の名物・名文