当時小学4年の男児を誘拐し、3日間にわたって自宅に泊めていたとして、警視庁杉並署は未成年者誘拐の疑いで、東京都杉並区成田東、会社員、木田啓介容疑者(35)を逮捕した。同署によると、木田容疑者は「雨に濡れていてかわいそうだったから家に連れて行きました」と容疑を認めている。 逮捕容疑は2月19日午後7時ごろ、杉並区の路上で、「家出してきた」と話す当時小学4年の男児に「どうしたの?」、「うちに来る?」などと声をかけて誘拐し、3日間にわたり自宅に泊めたとしている。 同署によると、男児は21日午前6時ごろ、「帰る」と言って木田容疑者の自宅を出たところ、近所の人に発見され、「知らないお兄さんのところにいた」と話したという。木田容疑者は4月にも同じ男児に声をかけていたという。